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来シーズンの大谷翔平vs.田中将大は4月と9月、大谷vs.ダルビッシュ有は4月に可能性あり

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)Aug 22, 2018(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 2019年の試合日程が発表になった。来シーズンも契約が残っている日本人メジャーリーガーが移籍せずにプレーした場合、顔を合わせる可能性のあるカードは、以下のとおりだ。

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 スターターとして投げるであろう4人、田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(シカゴ・カブス)、前田健太(ロサンゼルス・ドジャース)のいるチームは、いずれも地区が違い、対戦は多くてもホームとアウェーの1シリーズずつ。田中と前田が投げ合うチャンスは8月のドジャー・スタジアム(3試合)しかなく、田中とダルビッシュの投げ合いはレギュラーシーズンでは実現しない。

 また、打者・大谷が日本人投手と対戦する可能性が高いのは、4月と9月のヤンキース戦(計7試合)と6月のドジャース戦(2試合)だ。4月のカブス戦(3試合)と7月のドジャース戦(2試合)はDH制がなく、大谷は打席に立つにしても、代打だろう。

 ちなみに、今シーズンの打者・大谷は、日本人投手との対戦で4打数0安打だ。田中と前田と対戦し、それぞれ2打数0安打に抑えられている。投手・大谷は、日本人選手のいるチームに対して投げていない。

 なお、田澤純一はエンジェルス、岩隈久志はシアトル・マリナーズに在籍しているが、今シーズン終了後にFAとなる。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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