史上初のバッテリーが誕生。捕手はここ100年で2人目の記録にもリーチ

アイザイア・カイナー-ファレファ(テキサス・レンジャーズ)May 1, 2018(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 6月20日、メジャーリーグ史上初のバッテリーが誕生した。テキサス・レンジャーズの投手はオースティン・ビベンス-ダークス(Austin Bibens-Dirkx)、捕手はアイザイア・カイナー-ファレファ(Isiah Kiner-Falefa)。これまで、ラスト・ネームにハイフンが入っている選手が、バッテリーを組んだことはなかった。

 ビベンス-ダークスはメジャーリーグ2年目の33歳だ。カイナー-ファレファは23歳。今年4月にデビューし、前日までは三塁、二塁、遊撃を守っていた。捕手として出場する機会が巡ってきたのは、カルロス・ペレスの故障とホゼ・トレビノの降格により、正捕手であるロビンソン・チリーノスのバックアップとなったためだ。カイナー-ファレファは2016~18年に、マイナーリーグの計69試合でマスクをかぶっている。

 実は、ラスト・ネームにハイフンが入っている選手は極めて少なく、彼らの他には、2014年までメジャーリーグで投げ、現在は解説者のライアン・ローランド-スミス(Ryan Rowland-Smith)しかいない。2人のチームメイトであるシン-ス・チュー(Shin-Soo Choo)のハイフンはファースト・ネームに入っている上、そもそもの表記はアルファベットではない。ローランド-スミスは先日、「ハイフネイター」の3ショット写真をツイッターにアップした。3人が生まれたのは、ローランド-スミスがオーストラリア、ビベンス-ダークスがオレゴン州、カイナー-ファレファはハワイ州だ。

 また、ビベンス-ダークスと史上初のバッテリーになると同時に、カイナー-ファレファはここ100年で2人目の記録にリーチをかけた。ベースボール・リファレンスによると、1シーズンに二塁手、遊撃手、三塁手、捕手としてそれぞれ2試合以上に先発出場したのは、1968年のマーティ・マルティネスだけだ。