大谷翔平がドジャースと契約すれば、2人の「二刀流プレーヤー」が同じ球団に
大谷翔平ではない「二刀流プレーヤー」が、ロサンゼルス・ドジャースに入団した。右腕でも左腕でも投げるスイッチ・ピッチャーのパット・ベンディティーが、ドジャースとマイナーリーグ契約を交わした。SBネイションのクリス・コッティーロが報じている。
ドジャースのブルペンからはブランドン・モローとトニー・ワトソンの2人がFAになったが、ベンディティーは彼らの代わりではない。ノン・ロースター・インバイティー(キャンプ招待選手)として、スプリング・トレーニングに参加するかどうかもわからない。
今シーズン、ベンディティーはメジャーリーグのマウンドには立たなかった。フィラデルフィア・フィリーズ傘下のAAAで52試合に登板し、69.2イニングを投げて防御率3.36を記録した。
過去2年はメジャーリーグでも投げたが、いずれも30イニングに満たず、防御率は2015年(オークランド・アスレティックス)が4.40、2016年(トロント・ブルージェイズ/シアトル・マリナーズ)は5.73だった。
ベンディティーに続いて、大谷がドジャースに入団すれば、チームメイトとして、同じ試合に出場する可能性もある。だが、種類の異なる2人の「二刀流プレーヤー」が揃い踏みするとしても、それは、メジャーリーグではなくマイナーリーグの試合かもしれない。