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K-Rodが「400セーブ」と「全30チームからのセーブ」を同時に達成するか。Xデーはもうすぐ!!

宇根夏樹ベースボール・ライター
フランシスコ・ロドリゲス(デトロイト・タイガース)May 10, 2016(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

デトロイト・タイガースのフランシスコ・ロドリゲスが、2つの記録に迫っている。5月22日の試合が終わった時点で、通算400セーブまであと2としていて、全30チームからのセーブにもリーチをかけている。400セーブは5人、30チームからのセーブは13人が達成しているが、両方に名を連ねている投手はいない。ロドリゲスがセーブを挙げていないチームは、ロサンゼルス・エンジェルスのみ。タイガースは5月23日から6試合を行った後、5月30日~6月1日にエンジェルスと対戦する。

この3試合はエンジェルスの本拠地、エンジェル・スタジアムで行われる。ロドリゲスにとっては、記録を達成するのに最高の舞台だ。

2002年9月にエンジェルスからメジャーデビューしたロドリゲスは、その年のポストシーズンでも投げ、「K-Rod(ケー・ロッド)」として知られるようになった。アレックス・ロドリゲス(現ニューヨーク・ヤンキース)の「A-Rod」から派生したニックネームは、ファーストネームの頭文字ではなく、奪三振を意味する「K」とラストネームを組み合わせてある。

トロイ・パーシバルにつなぐセットアッパーを務めた後、K-Rodは2005年からクローザーに。最後にエンジェルスで過ごした2008年は、62セーブのシーズン最多記録を打ち立てた。これまで、エンジェルスを相手に投げたことは一度もない。

今年1月に34歳を迎えたK-Rodは、かつてのような快速球とスラーブで三振を奪う投手ではない。だが、平均90マイル未満の速球と数種類のチェンジアップを操り、今も試合を締めくくっている。タイガースへ移った今シーズンは、開幕戦でセーブに失敗したものの、そこから12度のセーブ機会は、すべて成功している。

エンジェルスは球場だけでなく監督も、K-Rodがデビューした当時と変わっていない。マイク・ソーシアのままだ。また、ジェレッド・ウィーバーは2006年のデビューからエンジェルスで投げ続けており、2006~08年に彼が勝利投手となった35試合のうち、ほぼ半分の17試合は、K-Rodがセーブを記録した。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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