乱闘から数日、オドーアが見舞った強烈なパンチに便乗商売が続々登場。BBQを生涯無料で提供する店も
5月15日の試合で、ルーグネッド・オドーア(テキサス・レンジャーズ)がホゼ・バティスタ(トロント・ブルージェイズ)に見舞ったパンチは強烈だった。その一撃は、こういったところにも波及している。
レンジャーズ傘下のフリスコ・ラフライダーズ(AA)――ダルビッシュ有がリハビリ登板している――は、「ルーギーズ・レッド・パンチ」と名付けたアルコール入りエナジー・ドリンクを球場で売り出すことを発表した。限定版のスーベニア・カップには、パンチが顔面に決まった瞬間の2人がシルエットで描かれている。
テキサス州フォートワースにあるバーベキュー店のオーナーは、オドーアにバーベキューを生涯無料で提供すると申し出た。この店は「ROUGNED EATS FREE(ルーグネッドは無料で食べられる)」胸にと記したTシャツを販売する。
FOXスポーツのリック・レナーは、ツイッターにこんな写真をアップしている。どうやら、テキサス州のショッピング・モールらしく、そこには上半身のみのマネキン(トルソー)が2体。ただ、オドーアのTシャツ――背中に「ODOR 12」――を着たマネキンはちゃんと立っているものの、ブルージェイズのTシャツを着たマネキンは床に倒れている。
いずれも、便乗あるいは悪乗りだ。もっとも、バティスタとオドーアだけでなく、乱闘に加わった他の選手たちも怪我はしておらず、だからこそ笑えるものになっている。
寄付・募金サイト(クラウドファンディング・サイト)のgofundmeには、罰金を科されるオドーアを支援するページができている。ファンが立ち上げていて、レンジャーズが地域の少年少女のために運営しているベースボール基金に、全額を寄付するという。こちらの寄付はあまり集まっておらず、これを書いている時点では、罰金5000ドルの10分の1にも達していない。