来月、2年5ケ月ぶりに渡米することにした。ドジャー・スタジアムで開催されるMLBオールスターを観戦するのだ。

これまで通算で30回くらい北米に野球を観に行っているぼくにとって、本来LA行きなど「ちょっと行ってくる」程度のことなのだけれど、これだけ長く国内に閉じ込められてきた今では、めちゃくちゃ感慨深いものがある。

ぼくはこれまで北米61球場を訪れ、メジャーを追いかけ北京や台北、シドニー、ロンドン、まで行った自他共に認めるアメリカンベースボールのヲタクだ。しかし、画竜点睛を欠いていると自覚しているのが、オールスターゲーム、ポストシーズンの現地観戦歴がないことだ。これは、野球の旅に出るのは夏休みや5月の連休時期が中心にならざるを得ない、会社勤めの身ゆえのことだ。しかし、自分のことをちょっと前まで若者の部類と思っていたが、あっという間にオジサンになり、ある朝鏡の中に、疲れ切った初老の顔を見つけ焦りまくった。

で今回、クソ忙しいスケジュールを調整し、現地一泊のみの弾丸ツアーに出かけることにした。海外旅行全面解禁とはまだ言えぬ中、ややこしいコロナ対応の手続きと収まらない円安、割高な航空運賃、プレミア価格の観戦チケットと逆風は吹きまくっている。また、辞退者続出で選手入れ替わりまくりのエキシビションと化して久しい球宴を、わざわざ現地に赴いてまで観戦する価値があるのか、という気もする。しかし、それでも敢えて行くのである。人生一度きりだし、強行スケジュールの観戦旅行をこなせる体力を、いつまで維持できるかわからないからだ。

6月頭から、コソコソと各種手続きを開始した。これまでと違って、ワクチン接種証明取得とか、出発前のPCR検査とか何かと面倒なプロセスもこなさねばならない。また、球宴のチケットはどう入手したら良いのだろう。その辺りは次回に記す。また、現地での様子は、職業ジャーナリストとは異なる、完全観客目線でレポートしたいと思う。

とにかく、「ちょっとLAまでMLBオールスター観に行ってくる」のだ。