令和初のクリスマス 一流店の新クリスマスケーキ16選の新しいところ

帝国ホテル 東京/著者撮影

もうすぐクリスマス

今年も、残すところ、あと1ヶ月を切りました。

年末年始の大きな行事といえば、クリスマス、大晦日、お正月。このどれもが令和になって初めての行事となります。

上記の中でも、クリスマスはパティスリーやレストランが最も注目されるイベント。令和で初めてのクリスマスケーキとなるだけに、どこも新しいものを取り揃えています。

一流のホテルやパティスリーによる新しいクリスマスケーキを、新しいポイントと共に五十音順で紹介していきましょう。

アンダーズ 東京

ブリーチーズケーキ@アンダーズ 東京/著者撮影
ブリーチーズケーキ@アンダーズ 東京/著者撮影

アンダーズ 東京では2017年2月からペストリーシェフを務める田中麗人氏のもと、クリスマスケーキ5種、クリスマスアイテム3種が販売されています。家族や友人、恋人とシーンに合わせて楽しめるようなバラエティ豊富なラインナップ。

「苺のショートケーキ」以外の4種類は全て新しいですが、中でもオススメは、ありそうであまりなかったチーズケーキ「ブリーチーズケーキ」です。

中はブリーチーズとクリームチーズを合わせた濃厚ながらも軽い口当たりのチーズケーキで、底はジェノワーズ生地。周りはホワイトチョコレートでコーティングし、上には炙りチーズをトッピングしています。チーズとホワイトチョコレートの優しいかけ合わせを感じることができるでしょう。

「チーズ好きの人にも納得してもらえるチーズケーキを目指し、6月から考え始めて、5回くらい試作品をつくった」と力を込めるのは田中氏。

日本人はチーズが好きであるだけに、クリスマスに特製のチーズケーキを食べるのもよいのではないでしょうか。

ウェスティンホテル東京

パリブレスト プラリネクリーム@ウェスティンホテル東京/著者撮影
パリブレスト プラリネクリーム@ウェスティンホテル東京/著者撮影

ウェスティンホテル東京は「ウィンターフォレスト」をテーマにし、11種類のクリスマスケーキと5種類のクリスマスブレッドを用意。

バラエティに富んだクリスマススイーツを創り上げているのがエグゼクティブペストリーシェフの鈴木一夫氏です。デザートブッフェでは熱狂的なファンを生み出し、シュークリームやプリンは昼すぎには売り切れ、アフタヌーンティーは予約で一杯となるなど、数多くのヒット商品を手掛けてきました。

今年の注目は「パリブレスト プラリネクリーム」。昨年は3種類あったパリブレストが今年は1種類となり、鈴木氏曰く「極め付きのパリブレストに仕上げた」ということです。

濃厚なヘーゼルナッツのプラリネクリームとアーモンド香るカスタードクリームの相性は抜群。リング型なのでクリスマスリースを連想させます。たっぷりのアーモンドとヘーゼルナッツの香りや食感、カカオニブのほろ苦さがよいアクセントです。

日本で親しまれているパリブレストを特別なクリスマスケーキとして楽しめるのは嬉しいことではないでしょうか。

グランド ハイアット 東京

Louvre(ルーヴル)@グランド ハイアット 東京/著者撮影
Louvre(ルーヴル)@グランド ハイアット 東京/著者撮影

世界の製菓大会で輝かしい実績を誇るペストリーチームをもつグランド ハイアット 東京からは、10種類のクリスマスケーキが登場。

今年からの新要素といえば、何といってもホテルオリジナルチョコレートの「Grande H(グランデ エイチ)」。ペストリー料理長の金子浩氏が1842年フランス創業の老舗チョコレートブランド「カカオバリー」へ赴いて生み出したチョコレートです。

ホテル名「グランド」にちなんでイタリア語の「Grande(グランデ)」と読み、ハイアットおよび金子氏の名前の頭文字「H」をつけるなど、本気の程が感じられます。

「Grande H」を用いたチョコレートケーキ4種類の中でも、特に大作は25台限定の「Louvre(ルーヴル)」。ピラミッド型をしたチョコレートのスポンジやガナッシュで構成されたケーキで、飴細工のピラミッドが被せられており、まるでピラミッドに粉雪が舞っているかのような幻想的な演出がポイントです。

グランド ハイアット 東京が自らの名前を冠したオリジナルチョコレートを用いたクリスマスケーキであれば、是非とも味わってみたくなります。

ザ・キャピトルホテル 東急

レアチーズ for Christmas@ザ・キャピトルホテル 東急/著者撮影
レアチーズ for Christmas@ザ・キャピトルホテル 東急/著者撮影

東急ホテルグループのフラッグシップであるザ・キャピトルホテル 東急では、今年のテーマ「聖なる杜のクリスマス」に則って6種類のクリスマスケーキが用意されています。

中でも新しいのが「レアチーズ for Christmas」。昨年も同名のクリスマスケーキがありましたが、デザインや構成を刷新しました。

レモンのゼリーで縁取られたドーナツ状になっており、真ん中にはヨーグルトムース。添えられたシートには、チョコレートで繊細なメッセージが描かれているなど、細部にもこだわりが強いです。

「森の中にある教会をイメージした。昨年のクリスマスが終わってすぐに考え始め、中の生地を最後まで調整して、完成したのは8月半ば。リースに見えるデザインもクリスマスに相応しい」と、2009年「ジャパンケーキショー トップ オブ パティシエ」で優勝した、シェフ・パティシエの安里哲也氏は自信をもちます。

「レアチーズケーキの酸味とシュトロイゼルのサクサクとした食感がよく合う。レモン風味のホワイトチョコレートも調和している」ということなので、レアチーズ好きに嬉しいクリスマスケーキです。

ザ・リッツ・カールトン東京

サンタポスト@ザ・リッツ・カールトン東京/著者撮影
サンタポスト@ザ・リッツ・カールトン東京/著者撮影

ザ・リッツ・カールトン東京は、1階にある「ザ・リッツ・カールトン カフェ&デリ」を2019年9月20日にリニューアルオープンしました。全施設のリノベーションを終え、クリスマスケーキ4種、クリスマスブレッド3種、期間限定のホームメイドチョコレートやクリスマスハンパーを販売します。

初登場となる5台限定の「サンタポスト」が印象に残るクリスマスケーキ。

欧米では、子供たちがクリスマスプレゼントの願いを手紙に書いてサンタクロースに送る慣習があり、それにインスパイアされて作られました。

ポストの中にはクリスマスケーキの定番である、ブッシュ・ド・ノエルを連想させるケーキが包まれています。ミルクチョコレートのムースケーキの中に、バニラが香るヴァローナ社のジヴァラ・ラクテを使ったビスキュイやクランチに加え、アクセントになるパッションフルーツクリームが忍ばされています。

サンタクロースのポストやブッシュ・ド・ノエルといったクリスマスにまつわるケーキでありながらも、本格的なチョコレートが用いられています。

ザ・リッツ・カールトンらしい上質な味に仕上げられた心温まるクリスマスケーキです。

帝国ホテル 東京

Truffe『S』(トリュフ エス)2019@帝国ホテル 東京/著者撮影
Truffe『S』(トリュフ エス)2019@帝国ホテル 東京/著者撮影

帝国ホテル 東京で販売されるのはクリスマスケーキ7種とクリスマスブレッド3種のほか、期間限定の惣菜4種。

特筆するべきは、2019年4月1日に東京料理長に就任した杉本雄氏が手掛ける100台限定の「Truffe『S』(トリュフ エス)2019」です。

ダコワーズ生地に黒トリュフを加えたり、黒トリュフのムースを閉じ込めたチョコレート製のトリュフを飾ったり、黒トリュフのスライスを添えたりするなど、豪華そのもの。

「料理人が生み出すクリスマスケーキを作りたかった。黒トリュフとチョコレートはフランスではよく合わせられている。6月から開発を始め、6品ほど試作した」と杉本氏。

名称の「S」には「Sugimoto(杉本より)」「Sincerite(誠意を込めて)」「Saint(聖なる夜に)」「Special(特別な)」「Surprise(驚きを)」という5つの想いが込められています。

「料理人とパティシエでは糖度の感覚が異なるので、コミュニケーションをよくとって最高のものを作り上げた」という黒トリュフケーキは、令和初の目玉商品であることに間違いありません。

デルレイ

ノエル デルレイ@デルレイ/著者撮影
ノエル デルレイ@デルレイ/著者撮影

70周年を迎えるベルギー・アントワープに本店を構える老舗デルレイ 銀座 ショコラトリーは美しいダイヤモンド型のチョコレート「ダイヤモンドショコラ」シリーズが日本でもよく知られています。

2016年からクリスマスケーキを販売しており、今年はこだわりの「ノエル デルレイ」1種類だけを20台限定で用意。昨年も同様に1種類だけでしたが、デザインも要素も新しくなりました。

ダークチョコレートの中には、なめらかなチョコレートムースや適度にビターなキャラメルムース、サクサクのヘーゼルナッツフィヤンティーヌなどが層になっており、濃厚な味わいです。

そしてトップには、「ダイヤモンドショコラ」の中でも最もポピュラーであり、ダークチョコレートの中にバニラ風味のホワイトチョコレートガナッシュが入れられた「レッドダイヤモンドダーク」がのせられています。

デルレイのシンボルである「ダイヤモンドショコラ」が初めて飾られたクリスマスケーキであれば、令和元年で耳目を集めること間違いなしです。

パーク ハイアット 東京

ノエル ショコラ@パーク ハイアット 東京/ホテル提供
ノエル ショコラ@パーク ハイアット 東京/ホテル提供

パーク ハイアット 東京では、クリスマスケーキ4種とクリスマスブレッド5種が用意されています。

2019年3月25日にエグゼクティブ ペストリーシェフに就任した内海清氏が特に力を入れたのが、新作となる「ノエル ショコラ」。

ヴァローナ社のマンジャリチョコレートを贅沢に使用した、美しいグラサージュとシャープなフォルムが目を引くダークチョコレートケーキです。

内海氏は「濃厚でありながら、食べ飽きないチョコレートケーキを目指した。ヴァローナのマンジャリチョコレートは、心地よい酸味が特徴なので、最後までおいしく食べられる。風味を最大限に生かす配合にしたクリームは濃厚で、食感をよくするためにプラリネアーモンドも加えた」と説明します。

シックなデザインと濃厚な味わいで、大人のクリスマスに最適です。それだけではなく、「マンジャリチョコレートを味わい尽くすようなレシピは、新しい試みであった」と内海氏が述懐するように、新しい食味も体験できる貴重なクリスマスケーキではないでしょうか。

ハイアット リージェンシー 東京

ホールメロン@ハイアット リージェンシー 東京/著者撮影
ホールメロン@ハイアット リージェンシー 東京/著者撮影

ハイアット リージェンシー 東京ではクリスマスケーキ5種のほか、フランス・アルザス地方のクリスマススイーツやシュトーレンを用意。

ペストリー・ベーカー料理長の佐藤浩一氏は、フランス「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」の2000年開業時からスーシェフを務め、フランスでは2度のコンクール入賞経験を持つ実力派です。

今年初めて生み出された、マスクメロンをまるごと使った「ホールメロン」が圧巻の一品。

ベースはメロンショートケーキで、カットするとフレッシュなメロンの果肉とスポンジ、生クリームの層が顔を覗かせます。軽やかで優しい甘さのスポンジとクリームが、マスクメロンの芳醇な香りと甘味を引き立てているところがポイント。

土台の切り株は、サクサクとした食感のチョコレートとヘーゼルナッツのフィヤンティーヌを濃厚なダークチョコレートでコーティングしたものです。

マスクメロンは贈り物の定番であるということから発想を得た、特別な日にぴったりのクリスマスケーキでしょう。

パレスホテル東京

Renne(レンヌ)@パレスホテル東京/著者撮影
Renne(レンヌ)@パレスホテル東京/著者撮影

2019年訪日時にアメリカのトランプ大統領が宿泊したことでも知られるパレスホテル東京では、クリスマスケーキ8種、クリスマスブレッド6種が販売されています。

毎年、バラエティに富んだペストリーシェフ窪田修己氏のケーキやベーカリーシェフ星敏幸氏のブレッドが提供されていますが、今年の注目は5台限定の「Renne(レンヌ)」。

フランス語で「トナカイ」を意味するケーキで、ホワイトチョコレートを用いて雄々しいトナカイを表現しました。豪華に100粒のスカイベリーを使用し、高さ53センチにも到達するゴージャスさです。

円錐はトナカイの角をイメージしており、「最初は角だけにしようと思ったが、それだと折れやすいので、デザインを再考した」という窪田氏。

スカイベリー100粒に負けないようにと、北海道阿寒地域の良質でまろやかな生クリームを合わせており、味わいも豪華そのものです。

プレミアムなクリスマスケーキとして、是非ともオススメしたい大型の一品ではないでしょうか。

ピエール・エルメ・パリ

ビュッシュ イスパハン@ピエール・エルメ・パリ/著者撮影
ビュッシュ イスパハン@ピエール・エルメ・パリ/著者撮影

21世紀のパティスリー界を先導するピエール・エルメ氏のピエール・エルメ・パリではクリスマスケーキ6種、クリスマスブレッド2種を販売。

エルメ氏は日本で様々なクリエーションを生み出し、その多くが日本のスイーツ界に影響を与えてきましたが、特に印象深いものといえば「イスパハン」でしょう。フランボワーズにローズとライチを組み合わせた天才的な感覚によって紡ぎ出されたスイーツです。

その「イスパハン」は以前からクリスマスケーキになっていますが、今年はさらにバージョンアップしています。「ビュッシュ イスパハン」は「イスパハン」を伝統的なフランスのクリスマス菓子であるブッシュ・ド・ノエルに作り上げた一品。昨年も販売されていましたが、今年はさらに装飾をより一層華やかにして生まれ変わりました。

鮮やかなピンク色が目を引き、バラの豊かな香りがライチの華やいだ風味とぴったり合っています。シャキッとした酸味のフランボワーズが全体の味わいにしっかりとした軸を与えているのが印象的。

ローズとライチの芳香を楽しめるクリスマスケーキはそうそうないので、新たな装いとなった「ビュッシュ イスパハン」に注目です。

フレデリック・カッセル

ジャクリーン@フレデリック・カッセル/著者撮影
ジャクリーン@フレデリック・カッセル/著者撮影

1981年創設のパティシエのエリート集団「ルレ・デセール」名誉会長といえば、30歳の若さで加入したフレデリック・カッセル氏。

パリ南東のフォンテーヌブローにパティスリーをオープンしてから今年で25周年を迎え、2016年からカカオの森を守る「カカオ・フォレスト」でも精力的に活動しています。

フレデリック・カッセル 銀座三越店では、クリスマスのホールケーキと1名用のプティガトー各2種、クグロフ型の焼菓子「プティ・クロンヌ」、クリスマス限定のボンボンショコラアソートを販売。

2019年7月から日本でペストリーシェフを務める宮川知子氏が新作として推すのは「ジャクリーン」です。

香り高いダークチョコレートムースになめらかなブロンドチョコレートのクリームを合わせたのが新しいところ。忍ばされたトンカ豆や閉じ込められた洋梨のコンポートとの相性もよいです。

ヘーゼルナッツのビスキュイがチョコレートを引き立てており、トップにのせられた雪の結晶に見立てたホワイトチョコレートも目を引きます。

2つのチョコレートが見事に調和した新作のクリスマスケーキです。

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ

フォレノワール@ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ/著者撮影
フォレノワール@ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ/著者撮影

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイは「大人のクリスマス」をテーマにし、クリスマスケーキ4種類、シュトーレン2種類、チョコレートボール3種類、チョコレートパズル4種類を販売。

2016年4月エグゼクティブ シェフ パティシエに就任した徳永純司氏は、2015年「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」に日本代表として参加し、世界大会で準優勝、チョコレートピエス部門で第1位となるなど輝かしい経歴を誇ります。

その徳永氏による目玉の新しいクリスマスケーキが「フォレノワール」。ドイツの伝統菓子で、「黒い森」を意味する本格派スイーツです。

キルシュのシロップに漬け込んだグリオットチェリーをチョコレートクリームとしっとりしたチョコレートのスポンジで挟み込み、トップはバニラのクリームとシャンティでデコレーション。

「断面の美しさにもこだわった。お酒をしっかりと利かせており、飾り付けも大人向け」と徳永氏は説明します。

世界的なパティシエによる大人向けの新しいクリスマスケーキであれば、期待せずにはいられません。

ホテル雅叙園東京

ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ@ホテル雅叙園東京/ホテル提供
ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ@ホテル雅叙園東京/ホテル提供

「昭和の龍宮城」と称されるホテル雅叙園東京ではクリスマスケーキ6種、クリスマスブレッド2種が用意されています。

2016年5月ペストリー料理長に就任した生野剛哉氏は「シンプルにつくること、素材を生かすこと」をモットーにし、素材の魅力が最大限に引き出されるスイーツ作りが得意です。

オススメの新作はPATISSERIE「栞杏1928」の人気商品「栞杏」をクリスマス風に仕上げた「ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ」。

抹茶と黒胡麻のオペラを土台にし、ホワイトチョコレートのムースが特徴的で、椿の花のチョコレートを飾り付けました。

生野氏は「和菓子のお団子から発想を得て、黒胡麻や和三盆を使用した。胡麻とチョコレートはよく合う。パティシエが作った和菓子にならないように気を付けた」と述べます。

4月15日頃から構想を練り始め、8月終わりにようやく完成させたという「ブッシュ・ド・ノエル・ジャポネ」は、日本の雰囲気が存分に感じられ、ホテル雅叙園東京に相応しいクリスマスケーキであるといってよいでしょう。

ホテルニューグランド

クリスマスリースのパリブレスト~ピスタチオのクリーム~@ホテルニューグランド/著者撮影
クリスマスリースのパリブレスト~ピスタチオのクリーム~@ホテルニューグランド/著者撮影

ホテルニューグランドでは「ノスタルジック」をテーマとし、クリスマスケーキ4種が用意されています。

新作となる「クリスマスリースのパリブレスト~ピスタチオのクリーム~」は、クリスマスに飾られるリースをモチーフにした、フランスの伝統菓子のパリブレスト。大きなパリブレストの下にはタルト生地が敷かれているので、安定感があってより美しく映えます。

たっぷりのピスタチオクリームと大粒のイチゴをサンドしたシュー生地を、しっとりサクサクに焼き上げたピスタチオタルトの上にのせ、中には様々なベリーを詰めました。

リースのグリーンはピスタチオクリーム、飾りはフルーツやマカロン、リボンはチョコレートです。

4種類のクリスマスケーキの中では、最も手間がかけられており、お盆前には試作品ができあがり、8月末には完成したといいます。

郷愁感や親しみがありながらも、パーティーで盛り上がるクリスマスケーキとなっているのではないでしょうか。

マンダリン オリエンタル 東京

タヒチとマダガスカル、2種のバニラのKUMO(R)@マンダリン オリエンタル 東京/著者撮影
タヒチとマダガスカル、2種のバニラのKUMO(R)@マンダリン オリエンタル 東京/著者撮影

日本のホテルで最も多くのミシュランガイドの星を獲得しているマンダリン オリエンタル 東京では、クリスマスケーキ6種、クリスマスブレッド9種が販売されています。

エグゼクティブ ペストリーシェフを務めるステファン トランシェ氏は、3つ星シェフのピエール ガニェールのもとパリで約3年間の経験を積み、2005年にオープンした「ピエール・ガニェール・ア・東京」で約3年半ペストリーシェフを務めました。

そのトランシェ氏のシグネチャーケーキである「KUMO(R)」が、200台限定の「タヒチとマダガスカル、2種のバニラのKUMO(R)」となって登場します。

「バニラは好きなフレーバーのひとつ。非常に素晴らしいクオリティのタヒチ産バニラと、キャラメルのような甘い香りと力強さが特徴のマダガスカル産バニラのユニークな組み合わせを楽しんでいただきたい」とステファン氏。

「リサーチを重ね、味のバランスを追求した。バニラのもつ豊かさのバランス、使用する量のバランスにこだわった」ということで、令和初のこだわりクリスマスケーキとなっています。

令和初のクリスマスケーキ

ここまで令和初のクリスマスケーキを紹介してきました。

クリスマスケーキは、パティスリーにとって年間の売上や利益において大きな割合を占めるので非常に重要です。2019年は新しい元号となった節目ということで、非常に力が入れられています。

今年のクリスマスは平日で、日取りが悪いといわれていますが、魅力的なクリスマスケーキが勢揃いしているだけに、それぞれのこだわりと新しいところを是非とも味わってみていただけたらと思います。