目糞鼻糞を笑うメディア界の体質

フーテン老人世直し録(105)

長月某日

「朝日」叩きが止まらない。「そういえばこの記事もあの記事もおかしい」という情報が巷にはあふれているようだ。この時とばかりに「朝日」を部数減に追い込み、自社の利益を図ろうとする新聞社には批判もあるが、所詮ガセネタだらけの日本の新聞社が他社のガセネタを槍玉に挙げるのは「目糞鼻糞を笑う」ようなものだ。

しかしフーテンはもたれ合い体質の日本のメディアが全社で「誤報」を流しながら、なぜ「誤報」を流したかの検証もせずに知らぬ顔をしているよりはまだましだと思っている。「目糞鼻糞を笑う」様を大いに国民の前で演じてもらい、その笑いによって日本国民がこれまで抱いてきた「メディア信仰」を崩してほしいと思うのである。

フーテンはこの問題を「保守勢力によるリベラル潰し」という図式に押しこめ、その観点から「朝日擁護」の議論が出てくることに反対である。「朝日」の基本的な問題はリーク情報に踊らされ、そのウラも取らずに意図的な記事を書く体質がある事で、保守とかリベラルとか以前の問題である。

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「フーテン老人は定職を持たず、組織に縛られない自由人。しかし社会の裏表を取材した長い経験があります。世の中には支配する者とされる者とがおり、支配の手段は情報操作による世論誘導です。権力を取材すればするほどメディアは情報操作に操られ、メディアには日々洗脳情報が流れます。その嘘を見抜いてみんなでこの国を学び直す。そこから世直しが始まる。それがフーテン老人の願いで、これはその実録ドキュメントです」

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1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC-SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰■「田中塾のお知らせ」10月28日(月)19時~21時 場所:東京都大田区上池台1-21-5スナック「兎」(03-3727-2806) 東急池上線長原駅から徒歩5分■参加費:1500円 ■申込先:agoto@K6.dion.ne.jpに住所氏名明記で

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