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おうちで極上のカレーと音楽を 『CURRY&MUSIC JAPAN 2020 at HOME』開催

田中久勝音楽&エンタメアナリスト
写真提供/(株)ライブエグザム

昨年スタート、今年はライブ、カレーの販売を共にオンラインで行う

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2019年6月、横浜赤レンガで2日間に渡って初開催された、“国民食”カレーライスと、カレーや横浜にゆかりがあるミュージシャンによる、カレーと音楽が主役のフェス『CURRY&MUSIC JAPAN2019』。今年も第2回目を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ライブ、カレー販売共にオンラインで行う『CURRY&MUSIC JAPAN 2020 at HOME』として7月25日(土)、26日(日)に開催される(両日とも14時~19時)

「こんな時だからこそお客様におうちで美味しいカレーを食べながら、最高の音楽を楽しんでいただきたい」

2019年横浜赤レンガ倉庫
2019年横浜赤レンガ倉庫
2019年横浜赤レンガ倉庫
2019年横浜赤レンガ倉庫

「カレーという共通言語だけで、こんなにも話が広がったり、カレー愛に満ちたライブがあったり、美味しそうにカレーを食べるお客様の笑顔があったりと、改めてカレーが食文化として、日本人に根付いていることを実感しつつ、感動しました」、そう昨年の第1回目を振り返ってくれたのは、このフェスの企画制作を手掛ける((株)ライブエグザム 制作本部SBD事業部・永里道人志氏。これまでありそうでなかったカレー×音楽をコンセプトとしたこのフェスに手応えを感じ、2回目の制作を進めていたが、新型コロナウィルスの影響により、中止も考えたという。しかし「こんな時だからこそお客様におうちで美味しいカレーを食べながら最高の音楽を楽しんでいただきたい」と考え、今年は#おうちでカレーフェスをコンセプトとして、オンラインライブ配信開催することになった。

タイムテーブル
タイムテーブル

出演アーティストは、「カレーは音楽であり、音楽はカレーだ」と、自らの人気ラジオ番組でもカレーを特集展開するなどカレーフリークで知られる宇多丸擁するライムスター、カレー部などの部活動を行うエイベックス・マネジメント学園の KOO 長を務め、今年 DJ 活動 40 周年を迎えるDJ KOO、昨年に続き2年連続の出演となる FIVE NEW OLD、4人組人気ダンスロックバンドDISH//のメンバー・DJ To-i、アジアへの活動の幅を広げる Czecho No Republic 、そして第一弾で発表された 堀込泰行矢井田瞳LITTLE TEMPOPHONE TONES浜端ヨウヘイ、そしてホフディランという11組。

「カレーと音楽をオンラインで!?誰も経験したことのない前人未到のイベント」(小宮山雄飛)

ライブの合間には、カレー愛溢れるトークコーナーが行われる。イベントの総合司会は、昨年に続きこのフェスのスペシャルアンバサダーを務める、音楽業界随一のカレー通で自身もカレー店を運営するホフディラン・小宮山雄飛。小宮山は今回のフェスについて「カレーと音楽をオンラインで!?これは文字通り、誰も経験したことのない前人未到のイベント!しかし、そこに確実にあるのは出演者とお客さんの、絶対的なカレー愛と音楽愛。きっと、めちゃくちゃピースな2日間になるはず。今年は皆さんのご自宅で、美味しいカレーと良質な音楽を思いっきり楽しんでください」とコメント。アシスタント MC には、新潟を代表するアイドルNegiccoのMeguが参戦する。さらに2019 年神田カレーグランプリで優勝を果たした夢眠ねむや、数々の音楽フェスでフェス飯プロデューサーを務める、Dragon Ash桜井誠などがトークゲストとして出演する。そして今回はカレーを愛するアーティストとコラボした『イベント限定オリジナルレトルトカレー』を特典とした、クラウドファンディングを立ち上げている。

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オリジナルレトルトカレーを手がけるのは、伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES)、桜井誠(Dragon Ash)、さらにバラエティ番組「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日系)に出演し、大反響の料理芸人ポンポコ団キング、「二度と同じカレーは作らない」をポリシーとして活動する出張料理ユニット・東京カリ~番長。このメンバーもトークコーナに出演し、カレー愛とこだわりに満ちたトークが展開される。ライヴに関しては配信ライブサービスStreaming+での有料配信となるが、配信開始から48時間視聴可能だ。トークパートは横浜赤レンガ倉庫 YouTube 公式チャンネルから無料配信される。

「目と耳と舌でカレーを堪能して欲しい」

オンラインライブ配信開催というチャレンジ。しかしこの状況だからこその楽しみ方を提案してくれている。「今回作成した5種類のオリジナルレトルトカレーがとにかく美味しく仕上がったので、是非お召し上がり頂きたいのと、普段カレーをご家庭で作られる方も、ちょい足しアイディアや、少しの工夫でいつもカレーが美味しくなる工夫など、ライブとライブの合間のトークコーナーも興味深い内容になると思いますので、是非、目と耳と舌でカレーを堪能していただければと思います」(永里氏)。“おうち”でゴロゴロしながら、最高の音楽とカレーを楽しむことができそうだ。

7月22日(水)には、前夜祭スペシャルとして、小宮山雄飛が様々なゲストを迎えて1対1でじっくりしゃべり尽くすトークイベント『帰ってきた!小宮山雄飛があの人と話す会』が、ゲストに夢眠ねむを迎えて、横浜赤レンガ倉庫から無料生配信される。“濃い”前夜祭になりそうだ。

『CURRY&MUSIC JAPAN 2020 at HOME』オフィシャルサイト

音楽&エンタメアナリスト

オリコン入社後、音楽業界誌編集、雑誌『ORICON STYLE』(オリスタ)、WEBサイト『ORICON STYLE』編集長を歴任し、音楽&エンタテインメントシーンの最前線に立つこと20余年。音楽業界、エンタメ業界の豊富な人脈を駆使して情報収集し、アーティスト、タレントの魅力や、シーンのヒット分析記事も多数執筆。現在は音楽&エンタメエディター/ライターとして多方面で執筆中。

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