注目のミュージカル女優・唯月ふうかが、3人のアレンジャーとのコラボで見せた、歌手としての新境地

写真提供/BS-TBS

笹路正徳、冨田恵一、斎藤ネコ、3人のアレンジャーとコラボで、歌手として新たなチャレンジ

現在、日本初演30周年記念公演中の人気ミュージカル『レ・ミゼラブル』に、エポニーヌ役で出演中の注目のミュージカル女優・唯月ふうかが、“時を超えた、ここでしか聴くことの出来ないサウンド”がコンセプトの音楽番組『Sound Inn “S”』(BS-TBS)に登場。名曲の数々を3人のアレンジャーと、凄腕ミュージシャンが揃うバンドとセッションし、圧巻の表現力とボーカルパワーを披露してくれた。

唯月は2013年、ミュージカル『ピーターパン』の、9代目ピーターパン役に抜擢され、一躍注目を集める。そして2017年『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役を、オーディションでつかみ取り、現在も同役で出演中で、誰もが認める逸材だ。収録前、「生演奏でバンドの近くで歌うことはあまりないのでドキドキしている」とやや緊張気味だったが、歌い始めるとその歌唱力に、その場にいた誰もが圧倒された。

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一曲目は、去年大ヒットしたディズニー/ピクサーの人気映画『リメンバー・ミー』から、表題曲の「リメンバー・ミー」を披露。アレンジを手がけるのは笹路正徳。原曲はバラードだが、この日はホーンやマリンバをフィーチャーした、ラテン風のアレンジに仕立て、唯月の伸びやかなボーカルが際立つ。

多くのミュージカルに出演する唯月がミュージカルにどっぷりハマったのは、「『ピーターパン』に出演したこと」がきっかけだという。そして「声が高くて特徴的なので、役が限られてくると思うんです。でもお客さんが想像できないような役にもチャレンジして『こんな役もできるの?』って、お客さんに認められるのが目標です」と語っていた。

歌手を目指すきっかけになった、JUDY AND MARY「小さな頃から」をカバー

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2曲目は、唯月が大好きで、歌手を目指すきっかけになったという、JUDY AND MARYの「小さな頃から」を、唯月と同じ北海道出身の、冨田恵一のアレンジで披露。唯月の小さい頃は「四六時中歌を歌っていて、お母さんにうるさいって言われていました」というほどの歌好きで、両親の影響でジュディマリが好きになり、ボーカルのYUKIに憧れ、歌手になりたいと思った。「ジュディマリの曲は明るい曲が多いのに、この曲は静かな感じで、それでずっと覚えていました」という「小さな頃から」を冨田が、しっとりとした温もりのあるアレンジに仕上げ、そこに唯月のエモーショナルな歌が重なり、素晴らしいパフォーマンスに。唯月の歌について冨田は「最後の方は、ミュージカルの唱法とポップスの唱法が混ざりあって、彼女の新しい面を聴くことができたと思う」と絶賛していた。

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『レ・ミゼラブル』の代表曲であり、エポニーヌの一番の見せどころでもある「On My Own」を斎藤ネコのアレンジで、テレビ初披露。この曲について唯月は「エポニーヌが一人になった時、色々なものを剥がしていって、本性を少しずつ見せていく曲。自分自身にとっては、エネルギーや圧を全て放出しなければいけない、チャレンジングで責任重大な曲です」と、特別な存在の曲だと教えてくれた。美しく軽やかなポップス寄りのサウンドをバックに、強さと切なさを感じさせてくれる歌を披露。「いつもと違うアプローチで、すごく新鮮でした。より歌詞を言葉として感じながら歌えました」と、ここでも新しい一面を見せてくれた。

「自分らしい歌を歌っていきたい。自分らしさを歌の中で見つけていきたい」

全てのパフォーマンスを終えた唯月は「自分の中で色々なことに挑戦できた」と語り、さらに歌手としてのこれからの目標を聞かれると「自分らしい歌を歌っていきたい。自分らしさを歌の中で見つけていきたい」と、充実した表情で語っていた。歌うことが楽しくて仕方ないという思いが伝わってき、歌うことの喜びをかみしめているような唯月のパフォーマンスは、観る者の心を躍らせ、感動させてくれる。

番組では、唯月とバンドのセッションの他に、100年以上の歴史を誇る演劇の殿堂、「帝国劇場」の、滅多に観ることができない楽屋やオーケストラピットなど、伝統ある劇場の貴重な裏側を、彼女が案内してくれる。

唯月ふうかが出演する『Sound Inn “S”』はBS-TBSで、6月15日18時30分からオンエアされる。

BS-TBS『Sound Inn “S”』オフィシャルサイト