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【ホークス育成新人名鑑・Q&A】7位水口創太は京都大学からプロへ!152キロ右腕「目標はセーブ王」

田尻耕太郎スポーツライター
入団発表でマイクを片手に抱負を語る水口投手(筆者撮影)

 水口創太投手。背番号164。大津市立晴嵐小学校(晴嵐スポーツ少年団)~同市立北大路中学校~県立膳所高校~京都大学。滋賀県出身。右投右打。194cm、100kg。

 最速152キロの長身右腕。マッスラ系のストレート、スライダー、フォーク主体の投球でストレートの縦軸成分増して来れば楽しみ。

 大学4年時に京大新記録のシーズン5勝、年間7勝をマーク。一度決めたことは最後までやり切りたい性格。好きな食べ物は焼肉、嫌いな食べ物はトマト。好きな言葉は初志貫徹。

【一問一答】

――ユニフォームを上下着てみての感想は?

「やっとプロ野球選手になったという実感が湧きました」

――いつから夢だった?

「野球をやり始めた時からの夢でした」

――好きな色はある?

「とくにはないですけど、黄色も好きなので良かったです」

――支配下へ向けて挑戦したいことは?

「1年目は土台つくって、2~3年目で結果を残すのを描いて取り組んで行きます」

野球と勉強の両立「切り替えをしっかり」

――不安は?

「ないですね。下から上がっていくだけだと思うので、やれるだけやってみようという気持ちです」

――勉強との両立は大変だった?

「めりはりというか勉強の時は勉強に集中して、野球の時は野球だけ考えるっていう切り替えをしっかりやるようにしていました」

――高校時代は1日何時間勉強を?

「浪人しているので、10時間くらいしていました」

――大学に入ってからも大変だった?

「実習とかもあって、試合の日とかぶることがあったので大変だった」

――野球をセーブして勉強という考えはなかった?

「なかったですね。プロ野球という目標はぶらさず、その上で勉強もしっかりやろうとしていました」

――尊敬する人は?

「あまり思いつかないです」

――誰に一番会いたい?

「小さい頃から目標だったのでダルビッシュさん。そういう投手を目標にしてやっていきます」

――どんなところを?

「かっこよさ。投手として好きでした」

―-WBCとかも見てた?

「見てました。かっこよかったです」

――最も欲しいタイトルがセーブ王。

「リリーフタイプかなと思っているので、短いイニングでしっかり抑えられるピッチャーを目指したい」

――大魔神・佐々木投手のように。

「そういう選手になりたいです。出てきたら絶対打てないような選手になりたい」

――クローザー向きの投球?

「空振りを奪うのが特徴なので、後ろが向いているなと思います」

京大の監督はホークスOB・近田怜王監督

京都大学・近田怜王監督(21年12月、筆者撮影)
京都大学・近田怜王監督(21年12月、筆者撮影)

――ホークスの選手で理想像は?

「サファテ投手とか、絶対的な存在になりたいです」

―-近田怜王監督からはホークスのことを聞いた?

「大学で色んなアドバイスをもらってきたので、イメージしやすいところがあった」

――野球以外で熱中することは?

「コロナ期間ではゴルフしたり、麻雀したりですね」

――幅がありますね。

「コロナ期間だけですけど。そんなうまいとかではないです。暇な時にやっていました」

――自分の投球をノートに書いて分析は?

「書くことはないですけど、頭ではあります」

――支配下には何年くらいで?

「2~3年目で結果を出して上がりたい」

――肉体的な成長は?

「身長は伸びてないが、筋肉量を増やすことをテーマにしています」

――コントロールへのアプローチは?

「フォームの再現性が大事だと思うので、そこの安定感を出す事を常に考えている」

――自分の中での答えは?

「なかなか分からないですかね」

――自分から崩れることはないように。

「それは絶対ないようにしたいと思います」

――斉藤和巳コーチに聞きたいことは?

「プロの世界では自分よりうまい選手ばかりいると思うので、色々な話しを聞いて吸収したいと思います」

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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