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【ホークス育成新人名鑑・Q&A】2位山下恭吾、福岡大大濠から入団。目標はナンバーワン遊撃手

田尻耕太郎スポーツライター
入団発表で色紙をもって挨拶する山下(筆者撮影)

 山下恭吾内野手。背番号159。久留米市立山本小学校(善導寺ボーイズクラブ)~同市立屛水中学校(久留米ベースボールクラブGO AHEAD)~福岡大学附属大濠高校。右投右打。福岡県出身。175cm、75kg。

 打撃は広角に打ち分けられるバットコントロールの良さが持ち味。どこでも守れる万能選手。

 高校通算19本塁打。性格は負けず嫌いで、思ったことは素直に言える。好きな食べ物は刺身、嫌いな食べ物はパプリカ。座右の銘は一心不乱。

【一問一答】

――新入団発表を迎えた心境は?

「緊張した部分もありますけど、それよりワクワク。これからのプロ生活に対してワクワクの気持ちが大きいです」

――目標にナンバーワン遊撃手。こだわりは?

「小学生から中学生にかけていろんなポジションをやってきたんですけど、やはりショートは外野も動かせますし、そういう意味ではやっていて楽しいポジションだと思います」

――ホークスには今宮選手がいる。憧れの選手?

「そうです。ずっと小さい頃から見てきたので、やはり目標の選手でもありますし、好きな選手でもあります」

――同期に大きなライバル、イヒネ選手も。

「自分は育成なので、そこはまだ意識はしてないですけど、しっかり後々イヒネを追い越していけるように頑張ります」

――牧原大成選手と同じ久留米出身。

「もちろん自分は知っていますけど、牧原選手は自分のことは……」

――1番誇れるものは?

「やっぱり守備力がストロングポイントです」

――1年目の目標は?

「まずはしっかり体作りをして、1年間を通して試合に出続けられるような土台作りをしっかりやっていきたいと思います」

”努力の人”仲田先輩を見習う

――スカウトや学校の先生などから送り出されるにあたってもらった印象的な言葉は?

「『もうやるしかないな』と言われました」

――支配下から一流を目指す。自分に今は足りない必要なところは?

「やはり打撃というのは自分の課題でもありますし、あと柔軟性も課題で。柔軟性がないと故障につながるので、しっかり柔軟性を持って1年間戦い続けられる選手になりたいと思います」

――筑後は24時間野球ができる施設。

「大濠の先輩でもある仲田(慶介)選手がいますし、すごい努力の方だと聞いているので、しっかり練習の仕方だったり教わっていこうかなと思っています」

――先輩の仲田選手が努力の人というのは伝わっているのか?

「担当スカウトの方だったりにも聞いていたし、自分の高校の先生もそういうふうに言っていたので、ついていこうかなと思います」

――福大大濠の先輩ではオリックスの山下投手も。

「重なってますね。1年と3年で」

――いずれ対決する時が来たら?

「しっかりとまずはフルスイングして、球が速いので、しっかり芯で捉えてレフトスタンドです」

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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