9月11日、福岡ソフトバンクホークス三軍は四国アイランドリーグplusとの定期交流戦で、高知ファイティングドッグスとタマホームスタジアム筑後で対戦した。

高知が後期優勝決める。12年ぶりの歓喜

【9月11日 定期交流戦 タマスタ筑後 無観客】

高知     ‘000000100 1

ソフトバンク ‘100000000 1

<バッテリー>

【FD】宮森、谷村、松下、平間――大原

【H】村上、嘉弥真、川原、モイネロ、大城、中村亮――牧原巧、居谷

<本塁打>

なし

<スタメン>

【FD】8尾野 4松尾 7サンフォ 3吉岡 6長谷部 2大原 D濱 5萩須 9有田

【H】4勝連 6川原田 2牧原巧 9笹川 5黒瀬 D石塚 3伊藤 7早 8舟越

<戦評>

 ソフトバンクは初回打者2人で先制した。先頭の勝連が中越え3点三塁打。続く川原田が遊撃タイムリー内野安打を放った。幸先よく得点したが、その後はゼロ行進。試合全体では結局3安打に終わった。

 先発投手は育成2年目左腕の村上。4回1安打無失点と好投した。2番手には嘉弥真がファーム調整後初登板して1回無失点。川原を挟み、七回には4番手でモイネロが投げた。しかし、1回2安打1失点と本調子ではなく同点とされた。

 試合は結局引き分け。高知は四国アイランドリーグplusの後期優勝が決定。12年ぶりとなる頂点に三塁側ダグアウトは歓喜に沸いた。(了)

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一軍復帰が待たれるモイネロが実戦復帰

投球するモイネロ
投球するモイネロ

 左手首の違和感で8月中旬から戦列を離れているリバン・モイネロ投手が、三軍戦で復帰登板を果たした。

 当初は10日にウエスタン・リーグのオリックス戦(オセアンBS)で実戦復帰する予定だったが、二軍で新型コロナウイルス陽性者が出た影響から試合中止となっていた。チームはすぐに活動再開し、11日の同戦(くら寿司スタジアム堺)での登板が一部報道では伝えられていた。しかし天候不良のため、当日朝に中止が決まった。

直球やカーブが抜けていた

 その一報を受けて、モイネロは急きょ帰福。ファーム本拠地での三軍戦登板に備えた。

 1-0で迎えた七回に4番手でマウンドへ。しかし、本調子ではなかった。先頭の吉岡にカウント2-2からの149キロをセンター前へきれいに運ばれるヒットを許した。続く長谷部には3ボール1ストライクからのカーブが高めに抜けた。この日は体の開きが早いのか、直球も抜け気味となる場面がいくつか見られた。

 ノーアウト一、二塁から大原は味方好守もあり三ゴロ併殺打(5-5-3)に仕留めたが、続く濱には1ボール2ストライクと追い込みながらスライダーをセンター前に運ばれて、これが同点タイムリーとなった。

 苦しいマウンドとなる中、次打者・萩須の3球目の後にはトレーナーがマウンドに駆けつける場面もあった。ただ、大事ではなく続投して最後は右飛に打ち取った。

「投げていく過程で修正されていく」

 モイネロは「マウンドで投げているときの感じは悪くなかったし、良い部分もあったけど、もう少しフォームの修正が必要かなという感じ」と振り返った。

 8日のシート打撃登板と比べても「感覚は同じくらい」と課題を口にした。「投げられたという意味では前進している。技術的なところは投げていく過程で修正されていくと思う。少し必要かな」と時間や登板数を要することを示唆した。

 今後の一軍昇格に向けては首脳陣判断となるが、本来の状態を取り戻すにはあと少し時間が必要なのかもしれない。

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◆嘉弥真新也・コメント

(8月3日に出場選手登録抹消後、初の登板)

1回無安打2奪三振1四球で無失点のピッチングだった。
1回無安打2奪三振1四球で無失点のピッチングだった。

「間隔が空いていたけど、意外と普通に投げられた。でも、まだ力が思いっきり伝わっていないかなと思いました。でも、張りがあった背中は落ち着いてきました。(最短登録可能日は13日だが)次は2軍戦で投げると思います。次回はもう少し出力を上げられれば」

※写真はすべて筆者撮影