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<ホークス2軍>史上初V4へ! 20日阪神戦は13年ドラフト1位の加治屋蓮が先発

田尻耕太郎スポーツライター

滋賀・守山で4連覇なるか

優勝マジック1で迎えた19日(土)の阪神タイガース戦(鳴尾浜)は3対5で敗戦。同日は2位広島カープが勝利したため、ウエスタン・リーグ史上初の4年連続優勝は持ち越しとなった。

20日(日)もホークスは阪神と対戦。滋賀県・守山市民球場での開催(12:00開始)だ。ホークスは勝てばもちろん優勝。もしくは2位の広島が由宇球場での中日戦に敗れるか、ホークスと広島の両方が引き分けてもV4が決まる。

リーグ2位タイ9勝の加治屋、先発は4か月ぶり

先発する加治屋投手
先発する加治屋投手

ホークス、この大一番に先発するのは加治屋蓮。ドラフト1位で入団して2年目、140キロ台後半をマークする力あるボールと鋭く落ちるフォークを武器の大型右腕だ。

1年目は足の疲労骨折(入団発表前に…)にはじまり右肩痛にも悩まされて多くの時間をリハビリに費やしたが、2年目の今シーズンは30試合9勝3敗3セーブ、防御率3.83の成績を残している。

ここまでは中継ぎの起用が多く、先発は5月19日のオリックス戦(高知)以来およそ4か月ぶりとなる。試合前練習では「久しぶりです。がんばります」と引き締まった表情で話していた。

チケットは8月に完売

なお、この日の守山市民球場の一戦。現地スタッフによれば「8月中旬にはチケットが完売しました。その後の問い合わせも凄かったです。阪神の西岡選手が復帰したこともありますが(但し、守山遠征には帯同せず)、ソフトバンクのファンの方からもかなりの数がありました」とのこと。

また、入場無料の外野席については1500人に達し次第入場規制をかける見込み。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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