柴崎岳型が減り橋本拳人型が増えた日本の中盤

パラグアイ戦で活躍が目立った橋本拳人 写真:岸本勉/PICSPORT

 開幕直前に代表監督の首をすげ替えてもベスト16に進出。アギーレ、ハリルホジッチ、西野朗と結局、代表監督は4年間で3回交代した。ロシアW杯を目指した日本代表が残した大きな教訓だ。

 大会前の監督交代劇からロストフの悲劇まで、日本が演じたドタバタ劇を通して、物事を大局的な視点で捉える目が培われたように思う。10日のミャンマー戦に、森保一監督がどんなメンバーで臨むのか定かではないが、弱小相手に大真面目に戦うことの弊害についてもファンは認識している。何事に対してもいい意味で懐疑的になっている印象だ。そうしたファンの姿に日本のサッカーの進歩を見る気がする。

 森保監督はどうなのか。その流れに乗れているか。日本サッカーの進歩、発展を牽引する存在になれるのか。

 先のパラグアイ戦のスタメンを現状のベストメンバーとするなら、そこからどれほど選手を入れ替えるか、だ。その数に差があるほど今後が楽しみになる。逆にパラグアイ戦のメンバーに近ければ、その将来は案じられる。使える選手の数をどれほど増やすことができるか。いまその作業を怠ると2022年11月まで監督を続けることは難しくなる。

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杉山茂樹

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たかがサッカーごときに、なぜ世界の人々は夢中になるのか。ある意味で余計なことに、一生懸命になれるのか。馬鹿になれるのか。たかがとされどのバランスを取りながら、スポーツとしてのサッカーの魅力に、忠実に迫っていくつもりです。世の中であまりいわれていないことを、出来るだけ原稿化していこうと思っています。刺激を求めたい方、現状に満足していない方にとりわけにお勧めです。

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スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、2018年ロシア大会で連続10回現地取材となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

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