CL準決勝バルサ対リバプールで、日本人がメッシ対サラーに注目したい理由

写真:杉山茂樹/SHIGEKI SUGIYAMA

 来週行われるバルセロナ対リバプール(チャンピオンズリーグ準決勝)。見どころはいろいろあるが、この試合の結果は、リオネル・メッシとモハメド・サラーの活躍度にそのまま反映するように思う。

 サッカーは11人対11人の戦い。個人の争いを強調することは本質から外れる恐れがあるが、この試合の場合、彼らの活躍なしに、それぞれのチームが勝利する姿を想像することは難しいので、あえてそう言わせてもらう。

 ともに布陣は4-3-3だ。バルサが4-4-2で戦う可能性なきにしもあらずだが、左右のバランスという点に問題を抱えているのはバルサの方だ。右サイドの攻撃があまり強くない。攻撃が浅いというか、その高い位置に侵入しにくいサッカーになっている。

 右サイドバック(SB)が攻め上がらない限り、バルサはそこを突けない仕組みなのだ。布陣が4-3-3なら本来、そこを突くべきはメッシになる。リバプールはサラーになるが、メッシのポジションはサラーに比べ内寄りだ。右のライン際でボールを受けた場合でも、ドリブルで縦方向に進む傾向があるサラーに対し、メッシは内に切れ込もうとする。左足シュートを意識した態勢に入る。

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たかがサッカーごときに、なぜ世界の人々は夢中になるのか。ある意味で余計なことに、一生懸命になれるのか。馬鹿になれるのか。たかがとされどのバランスを取りながら、スポーツとしてのサッカーの魅力に、忠実に迫っていくつもりです。世の中であまりいわれていないことを、出来るだけ原稿化していこうと思っています。刺激を求めたい方、現状に満足していない方にとりわけにお勧めです。

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スポーツライター、スタジアム評論家。静岡県出身。大学卒業後、取材活動をスタート。得意分野はサッカーで、FIFAW杯取材は、2018年ロシア大会で連続10回現地取材となる。五輪も夏冬併せ9度取材。モットーは「サッカーらしさ」の追求。著書に「ドーハ以後」(文藝春秋)、「4−2−3−1」「バルサ対マンU」(光文社)、「3−4−3」(集英社)、日本サッカー偏差値52(じっぴコンパクト新書)、「『負け』に向き合う勇気」(星海社新書)、「監督図鑑」(廣済堂出版)など。最新刊は、SOCCER GAME EVIDENCE 「36.4%のゴールはサイドから生まれる」(実業之日本社)

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