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NBA高年俸スモールフォワードBEST5

林壮一ノンフィクションライター
(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 10月24日にNBAの新シーズンが開幕する。今日はSFの高年俸上位5名をご紹介したい。1位はケビン・デュラント(35)の4764万9433ドル。ゴールデンステイト・ウォーリアーズ在籍時の2017年と2018年に、2シーズン連続でNBAチャンピオンとなり、共にファイナルのMVPを獲得したデュラント。

 今季からフィニックス・サンズのユニフォームを着る。五輪も2012ロンドンから3大会連続で金メダリストとなっている。ベテランとなったデュラントが、米国西南部で、どんなプレーを見せるかに期待したい。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 2位はロスアンジェルス・クリッパーズのカワイ・レナード(32)で、4564万84ドル。サンアントニオ・スパーズにいた2014年、トロント・ラプターズ所属時の2019年にNBAを制し、レナードもまた共にファイナルのNBAに選ばれた。

 2019年からクリッパーズに在籍中だが、LAでのプレーは4シーズン目。チームの顔として、どのように集団を牽引するか。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 3位はジミー・バトラー(34)で、4518万3960ドル。2011年のドラフトにおいて、全体30位でシカゴ・ブルズにコールされ、6シーズン、マイケル・ジョーダンの銅像のある名門チームでプレー。

 ミネソタ、フィラデルフィアを経て、2019年よりマイアミ・ヒートのユニフォームを着ている。ヒートでの1年目、そして昨シーズンとファイナルに進出したが、共に涙を呑んだ。

 今季は雪辱に燃える思いがあるに違いない。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 4位はニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラム(26)で、3383万3400ドル。2016年のドラフトで全体2位でレイカーズにピックされ、3シーズンを過ごす。

 2019年にトレードでペリカンズ入りしたイングラムだが、プレイオフ進出は1度のみ。年齢的にも円熟期を迎えそうな彼の飛躍を待ち望むファンは多いだろう。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 5位はデンバー・ナゲッツのマイケル・ポーター・ジュニア(25)で、3338万6850ドル。2018年のドラフトにて全体14位でピックされてナゲッツに入団。昨年はVを達成した。連覇を目指すナゲッツの若きエースとして注目される。

 今シーズンも熱いNBAを楽しみたい。

ノンフィクションライター

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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