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NBA高年俸センターBEST5

林壮一ノンフィクションライター
(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 10月24日に新シーズンが開幕するNBA。今日は高年俸センター5名をご紹介したい。

 トップの一人はフィラデルフィア76ers所属のジョエル・エンビード(29)で、4760万7350ドル。カメルーン出身の彼は2014年に全体3位でドラフトされ、デビューからずっとシクサーズ一筋でプレー。昨シーズンはリーグMVPを獲得した。

 2メートル13センチの堂々たるパワーファイターだが、膝の故障が懸念材料だ。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(28)も同じ金額を保証されている。ヨキッチとエンビードは、2014年にドラフトされた同期だ。ヨキッチは全体41位であったが評価を上げ、昨年はついにNBA王者となると同時にファイナルのMVPも獲得した。211センチの28歳は、さらに飛躍できるか。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 3位は4100万ドルのルディ・ゴベア(31)で、ミネソタ・ティンバーウルブズ所属。

 フランス人である彼は2013年に全体27位でドラフトされ、ユタ・ジャズ入り。2022年にはリバウンドキングとなっている。9シーズン、ユタでプレーした後、ミネソタの一員となった。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 4位は4060万ドルのアンソニー・デイビス。早いもので、彼も30歳のベテランとなった。KINGレブロンの相棒として期待されているが、ここ数年はとにかくケガが多い。ロスアンジェルス・レイカーズが再び輝きを取り戻すには、デイビスがコンスタントに実力を発揮することが必須だ。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

 5位は3601万6200ドルのカール=アンソニー・タウンズ(27)だ。彼もミネソタ・ティンバーウルブズの選手であり、ゴベアのチームメイトだ。2015年のドラフトで全体1位指名を受け、NBA入り。以来、8季が過ぎ、3度オールスターに選ばれている。

 ドミニカとアメリカの2重国籍者であるタウンズは、2012年からドミニカ・ナショナルチームでも活躍中だ。身長211センチ。

 今シーズン、BIG Manとして名を馳せるのは、誰だろうか。さぁ、いよいよ開幕が迫ってきた。

ノンフィクションライター

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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