村田諒太防衛戦に向けたテーマは「手数を多く出しながらのプレッシャー」
23日にスティーブン・バトラーを迎えWBAミドル級タイトル防衛戦を行う村田諒太。ロブ・ブラントとの再戦時と同様、カルロス・リナレストレーナーの組む”手数”をテーマとしたミット打ちで、順調にコンディションを作っている。
メディアには公開されないが、スパーリングも調子がいいそうだ。
カルロス・リナレスは言う。
「今回の相手は、あまりプレッシャーの掛け方が強くないイメージだ。バトラーは結構、下がるシーンが目につくので、村田はどんどん彼との距離を縮めて、懐に入っていくことになるでしょう。手数を多く出しながら、プレッシャーをかけていくのがテーマだね。そして、スピードのあるコンビネーションを打たせたい」
「スパーは合計で113ラウンドくらいこなすことになるんじゃないかな。今のところ、非常にいい内容だよ。大きい選手、パワーのある選手、五輪メダリスト、メキシカンと色んなタイプの選手を交代させてバリエーションのあるスパーをこなしている」
「今、村田は強いよ! 非常にいい。前回同様、いいファイトになるでしょう。23日は、リングで村田のいいモノを出させる。とにかく、手を出させる。それでリングを支配させるよ。村田はベテランだから、自分のことを良く分かっているんだ」
スパーリングパートナーの一人、アイザイア・スティーンも「村田、いいよ。ブラント第2戦の彼よりもマッチベターだ」話した。
残すところ19日、ブランドとの再戦のような<熱いファイト>を見せてくれ!