渡辺雄太の同僚、ジョアキム・ノアを覚えておけ!

闘志溢れるノアのプレーは、ファンのハートを掴む(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 昨年12月4日、渡辺雄太の所属するメンフィス・グリズリーズに2m11cmの“ディフェンス・マスター”、ジョアキム・ノア(34)が加わった。

 フロリダ大のスター選手としてNBAにドラフトされ、2007年にデビュー。9シーズンをシカゴ・ブルズで過ごし、2度オールスターに選出。2014年には、Defensive Player of the Yearを獲得した。

 2016年、故郷のチーム、ニューヨーク・ニックスに移籍。4年で7200万ドルという大型契約を結びながらも左膝の怪我に泣き、「ニックス史上最悪の買い物」「災害」と叩かれる。その後も足の状態は芳しくなく、2018年10月13日に解雇されてしまう。

 ニックスでは辛酸を舐めたが、ノアは今日、グリズリーズで息を吹き返しつつある。直近の5試合は全て20分以上出場し、得意のリバウンドも10、8、6、8、8を記録。持ち前の激しいプレーでチームの士気を上げる。これまでプレイオフに60試合出場し、平均で11リバウンドを記録しているノアの存在は、渡辺雄太にとっても大きなものだろう。

 父は全仏オープンを制したプロテニスプレーヤー、祖父はカメルーン出身で、フランスでプレーしたプロサッカー選手と、3代にわたって異なるスポーツを選び、それぞれ第一線で活躍するアスリート一家に育ったノア。

 「父からも祖父からも、何かを強制されたことはないね。生まれ育ったニューヨークはバスケが盛んだったから、自然にプレーするようになり、夢中になったんだ」

 ブルズ時代、デリク・ローズhttps://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20190215-00114785/とのホットラインでスターダムに上り詰めようとしていた頃、ノアは微笑みながら、そう語った。

 プロの酸いも甘いも噛み分けたグリズリーズの背番号55。そして、彼と同じコートに立ち、サバイバルを続ける渡辺雄太から目を放すな!