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強いぞJR京葉線 マイホームを買うならこの1,2年がオススメといえる2つの理由

櫻井幸雄住宅評論家

 「風が吹くと、すぐ止まる」とされてきたJR京葉線。海岸線近くを走る路線のため、強風の影響で「運転見合わせ」になることが多かったのだ。が、その短所も、暴風柵の設置によって大きく改善され、強風で止まる回数が激減した。

 そのことを表すため、「強いぞ京葉線 防風柵があるんです!」のポスターが各駅に張り出されていた。ポスターでは、毎月、風で電車が止まった回数が書き出され、今月は1回しか止まらなかった、今月は2回だけ、とアピールされた。

 そのポスターが今年4月から、新しいものに変わった。

 ポスターに掲出された、JR京葉線の新しいブランドコンセプトは「わくわく ぞくぞく 京葉線」だ。

 ポスターの説明では、「ひと駅ひと駅に個性があり、伸びしろはまだまだある」とされ、具体的に何が「わくわく ぞくぞく」を生み出すのかは、書かれていない。

 具体的には書かれていないが、JR京葉線には、今後の話題が楽しみなものが2つある。いずれも沿線の魅力を上げる効果が期待でき、完了予定は2022年と2023年。つまり、まもなく京葉線沿線の「わくわく」が2つ生まれ、沿線の魅力がアップする。その結果、沿線の住宅価格が上がる可能性がある。

 JR京葉線でマイホームを買うなら、この1,2年が狙い目となるから、うかうかしてはいられない。

2023年に起きる、最大の出来事は……

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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