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都心部でも頻発 老朽化による「建て替え」でエリアの不動産価値が変わる要注目の建物とは

櫻井幸雄住宅評論家
建物が建て替えられ、新装開店……それが、エリアの不動産価値を変えるケースがある。(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

 建物が老朽化すると、それを取り壊して新たな建物をつくる……この建て替えは、どんなビルにもマンションにも、そして一戸建てにも起きる。形あるものの宿命というべきものだ。

 大きなビルの場合、建て替えに併せて商業施設を増やしたり、飲食店街を設ける、さらには一部に住宅を設けるケースもあるのが最近の傾向。そのため、巨大ビルの建て替えは、エリアの不動産価値に影響を及ぼす出来事となる。

 じつは今、2つの分野の建物が耐用年数を超えるようになり、さかんに建て替えを実行。この建て替えが新たな狙い目エリアを生み出している。

 不動産関係者や不動産投資を行っている人には、気になる動きを解説したい。

建て替えが苦労する建物

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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