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「かわいい台詞に赤面してしまって(笑)」王道アイドルソングで振り切ったわーすた、10年目への疾走

斉藤貴志芸能ライター/編集者
左から松田美里、三品瑠香、廣川奈々聖、小玉梨々華(エイベックス提供)

2015年の結成から絶え間なく活動を続け、3月に9周年ライブを控えるわーすた。アイドルグループとしては長いキャリアとなる中、12枚目のシングル『えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ!▽』をリリース(▽はハートマーク)。超王道のアイドルソングと銘打ち、キュンとくるかわいさに振り切ったナンバーで、メンバーの意向が反映されたという。いつもながらの賑やかなトークの中で、10年目を走り抜けていく強い意欲も感じさせた。

帰省中に今までで一番寝込んでしまって

――皆さん、今年も年明けに遅めの帰省をしたんですか?

三品瑠香 帰省はしたんですけど、帰った途端に熱が出て療養してました。ずっと自分の部屋に籠っていて、帰った意味がなかったです(笑)。

――「体調崩しても食欲怖いくらいあって」というポストもありました。

三品 昔から体調が悪いときもめちゃくちゃ食べるので、すぐ治るんです。でも、今回は今までで一番寝込みました。何もしないで1日じゅう寝ていて、筋肉が皆無になりました(笑)。

廣川奈々聖 私も発熱して、たぶん同じ症状でした。すごくキツいわけではないけど、何もできないんです。寝てないとしんどい。

三品 そう。人間って、こんなに寝られるんだと思いました。

――奈々聖さんと瑠香さんがインフルエンザとのことで、リリースイベントが1本中止になりました。

廣川 私も瑠香と同じ日に発熱したんですけど、まだ東京にいて、帰省をやめて飛行機をキャンセルしました。ファンの人が「なっちゅん、今日は福岡かな」ってストーリーを送ってくれたんですけど、「ごめん、私、東京で寝てる」と心苦しかったです(笑)。

三品瑠香(みしな・るか) 2001年3月17日生まれ、愛知県出身
三品瑠香(みしな・るか) 2001年3月17日生まれ、愛知県出身

大人になって地元の素敵さがわかりました

――梨々華さんは帰省を満喫したようですね。

小玉梨々華 私は元気だったので、札幌で楽しませていただきました。いつも会う友だちだけでなく、プチ同窓会をしたり。

――今や梨々華さんは地元出身のスターなわけですよね?

小玉 変わらず接してくれる友だちがいっぱいいるので、スターっぽく帰りました(笑)。

廣川 そんなこと言ってると、友だちを失くすよ(笑)。

小玉 私は芸能人の友だちはそんなにいなくて、地元の友だちのほうが全然多いです。

――Xに上げた写真では雪が積もっていました。

小玉 いつもの年よりは雪は少なかったんですけど、気温は常にマイナスで、肌が痛かったです。東京に戻ったら、すごく暖かく感じました。

松田美里 私も広島を満喫しました。地元の福山市と広島市と、いろいろなところを両親とおばあちゃんと観光したんです。小さい頃にふらっと行った街が、こんなに素敵だったんだなと。

――地元の良さは、住んでいると意外と気づきませんよね。

松田 福山にある鞆の浦というところが、『崖の上のポニョ』のモデルになった歴史ある港町なんですね。街の景色を眺めて、船や波の音を聞きながら歩いているだけで、寒さすら楽しくなって。大人になって帰ってきて良かったなと思いました。数年前に写真集の撮影で行ったごはん屋さんで、家族で鯛めしも食べて、すごく幸せでした。

小玉梨々華(こだま・りりか) 2000年10月1日生まれ、北海道出身
小玉梨々華(こだま・りりか) 2000年10月1日生まれ、北海道出身

タイトルは全部ひらがなで長くしようと

――新曲の『えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ!』は全部ひらがなのタイトルで、一瞬意味がわかりませんでした。

三品 メンバーみんなで決めたタイトルです。

小玉 仮で付いていたタイトルを、全員一致で「これじゃダメ!」と厳しく言いました(笑)。

三品 似た候補もあったんですけど、全部ひらがなで長くて、ひと目ではわからないのがポイントかなと。

廣川 「漢字が入っているのは違うね」となりました。

三品 大人にはわからない。柔らかな脳みそを使わなければダメですよと(笑)。

――スタッフさんに強気に出たわけですか。

松田 強気というより、こだわりです。より良いものにしたくて。

小玉 楽曲自体、候補の中からメンバーで「これがいい」と意見を出し合いました。曲ができる前から「かわいいのがいいよね」とか、いろいろ話し合っていたんです。

廣川 シングルはいつも、たとえば前回ならロックな楽曲となって、岸田(勇気)さんに書いていただく形でしたけど、今回はいろいろな楽曲からメンバーで要望を出させてもらいました。

廣川奈々聖(ひろかわ・ななせ) 1999年5月12日生まれ、福岡県出身
廣川奈々聖(ひろかわ・ななせ) 1999年5月12日生まれ、福岡県出身

免疫を付けるためにいっぱい聴きました

――かわいい王道アイドルソングにしたのも、メンバーの希望だったわけですか?

廣川 ライブで盛り上がる曲が欲しい、というのはありました。

松田 私はかわいい曲が大好きなので。ファンの方も声を出してくれて楽しいです。日本ではシャイな方が多いですけど、対バンでイントロから「ハイ! ハイ!」と繰り返し言っていると、最初は声を出さなかった人も、だんだん出そうとしてくれて。アウトロで控えめに叫んでくれているのを見ると、トゥンクしました(笑)。

――「思わずキュンとなってしまう」と謳われていますが、皆さん自身もキュンとしました?

廣川 キュンとはしますけど、今まで何年もかけて、いろいろ歌ってきたのに、ここまでかわいい曲は初めて。ラブソングも意外と少なかったし、私は最初、本当に恥ずかしかったです(笑)。

――歌っていてテレるような?

廣川 そうです。仮歌をもらったときは大丈夫だと思いましたけど、メンバーが歌ったのを聴くと、何か恥ずかしくなってしまって(笑)。

三品 そんなふうに思われたら、こっちが恥ずかしいわ(笑)。

――最初の奈々聖さんの<更新ちゅっ>もかわいいですけど。

廣川 そこも聴くたびに赤面してしまって(笑)。免疫を付けるために、いっぱい聴きました。

松田美里(まつだ・みり) 1999年8月2日生まれ、広島県出身
松田美里(まつだ・みり) 1999年8月2日生まれ、広島県出身

ぶりっ子して切なく、あざとか弱く

小玉 私は歌詞を見ながら仮歌を聴いて、ひと言ひと言がめちゃかわいいと思いました。<供きゅー永きゅー夢ちゅーで更新ちゅー>とか並べるのも楽しくて、恥ずかしさはまったくありませんでした。

廣川 免疫あった?

小玉 どこかで付いていました(笑)。

松田 私はもともとかわいいパートが多かったので、免疫は一番あるかもしれません。メンバーがニュアンスを付けた台詞を聴くのが好きで、特に梨々華の<やられちゃう>は本当にかわいくて、楽屋でよくマネしていました(笑)。

小玉 マネされてました(笑)。台詞は全部いろいろなパターンを録るんです。元気とか、かわいいとか、おとなしめとか。その中からスタッフさんにお任せで選んでもらうので、私は「これが刺さったのか」という気持ちで聴いていました。

――採用された<やられちゃう>は、どういうパターンだったんですか?

小玉 ぶりっ子で切なく、あざとか弱い、みたいなのが選ばれました。

松田 それが刺さりました。

歌の中の人としてお芝居をする意識で

――瑠香さんは前作の『メロメロ!ラヴロック』のようなカッコいい系のほうが得意ですか?

三品 普段聴くのはロックが多いですけど、アニメも好きなので、かわいいキャラソンも聴いています。だから、かわいく歌うのも全然いいんですけど、かわいい台詞を言うのが大変でした(笑)。私は1行しかないですけど。

――<ちょ、ちょっとタイム>ですね。

三品 自分ではない歌の中の人、お芝居をする意識で頑張りました。私は普段からどもりがちですけど、<ちょ、ちょっと>ってわざとやろうとすると難しくて(笑)。ひと言めの<ちょ>のテンションに悩みました。

松田 そこはライブだと、瑠香がレコーディングと違う言い方をすることがあるんです。「ちょっとタイム~」とか。

三品 言い辛いから変えています(笑)。

松田 「タイム~」と言いながらハケて、私の目の前を通るのがかわいくて、ほっこりします(笑)。

三品 ライブで何回もやっているとパターンが増えて、楽しくなってきました。

TikTokで踊ってもらいたくて

――歌も全体的にかわいさアップにしているんですよね? 梨々華さんの<しゅきしゅき>とか。

小玉 曲のテーマがかわいいだったので、言葉の言い方や小さい語尾も、かわいくなるように意識して歌っています。

廣川 今回は特にTikTokで踊ってもらいたい、というのがあって。サビの部分はとびきりかわいく歌いたいと思いました。最後の<君を知りたい全部>とか、あざとさを意識したり(笑)。

――そのあざとさは、奈々聖さんの引き出しにあったもの?

廣川 私も瑠香と同じで、歌う分には全然あざとくできちゃいます(笑)。最初の自分の台詞がオーッとなった以外は、楽しめました。

三品 TikTokで推しメンの動画にこの曲を使ってもらうことが増えていて、「これこれ! こういう使い方をしてもらいたかった」というのはあります。

小玉 <ろーりん!ろーりん!ろーりん!>とか<どきどき!><しゅきしゅき!>とか、コーラスっぽいところがちょくちょくあって。そこはレコーディングでも、4人でひとつのマイクに向かって歌ったんですね。すごくかわいくなったなと思います。

アホ要素を減らすのが難しくて(笑)

――美里さんはやっぱり本領発揮な感じでした?

松田 楽しかったです。ただ、私はアホかわいいが得意なんですけど(笑)、今回はアホ要素は減らしてほしかったみたいで。サビ前の<もっと好きになる>を、「好きになるぅ~」ってアホそうでかわいめな感じで歌ったら、「そうじゃなくて、しっかり置いていきたい」とオーダーされて、ちょっと苦戦しました。

――アホ度を下げるのは、難しいことですか?

松田 結構難しかったです。今まで「赤ちゃんっぽく」とか言われてきたから、単純にかわいいだけの声って何だろう? と思って。

――<しくしく めそめそ>は最初から美里さんが歌うと決まっていて?

松田 決まっていて「声を泣かせて」と言われました。その辺は私ずっと歌っていて、息が続かなくて。かわいい声がギリギリなので、もうちょっと出せるように体力を付けたいです。

廣川 そこは美里の色がしっかり出ていると思います。『うるチョコ(うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ)』の「暮れりゅ(る)空 にゃんこの学校」とカブる感じ。

松田 あと、<ゼーゼーハーハー>も難しくて。普段、言葉として言わなくないですか(笑)? どう言ったらいいんだろうと、ずっと考えていて、そこは若干恥ずかしいかもしれません。

初めてイケメン武将とピクニックしました

――MVでは信長、秀吉、家康がイケメンになった2次元キャラが出てきて、瑠香さんは<ちょ、ちょっとタイム>で信長に壁ドンをされています。

三品 現場では目の前に誰もいなくて、虚空を眺めてやっていました(笑)。身長は180cmくらいのイメージで「この辺を見て」と言われながら。キャラクターも簡単なイラストだけ見させていただいてました。

廣川 私はイケメン武将とピクニックをしたのが初めての経験で(笑)、デートの緊張感は意識しました。

小玉 私は1対1の絡みはなくて、<どっちも好き>の軽い女をやってました(笑)。「選べな~い」みたいな顔をイメージして。私は実際は推しを作ることもあまりないので、軽い女ではないと思います。好きになったら一途な女、と書いておいてください(笑)。

――美里さんは2次元の世界に彼氏が何人もいるんですよね?

松田 1ゲームに1人と決めている重い女です(笑)。決めた人をその期間はずっと追い掛けて課金しまくる感じで、ずっと好きなのは『イケメンヴァンパイア』のフィンセント・ファン・ゴッホ。今回のMVは誰が誰と関わるか決まってなくて、私は『イケメン戦国』の徳川家康も好きだったので、家康様を相手役にしてもらいました。

廣川 そしたら、私が一緒にピクニックをしているという(笑)。

松田 それを物陰から見てショックを受けて、涙を秀吉にぬぐわれるんですけど、最後はやっぱり家康様が好きという重い女でした(笑)。

――その一連のシーンも、現場では相手をイメージして撮っていたんですよね。

松田 私も虚空を見つめていました。「トクンとなった瞬間の顔で」と言われて、そんな瞬間の顔がわからないから難しかったんですけど、頑張りました。

――ダンスもかわいいけど、せわしない感じですね。

三品 忙しい振りです。全身を使って動き回るので、意外と体力を持っていかれます。

韓国アイドルさんにキュンが止まりません

――皆さんも恋愛でなくても、<キュンが止まらない><見れば見るほどどきどき>ということはありますか?

松田 韓国のアイドルさんが好きで、動画を観ていると本当にキュンが止まりません。踊りがきれいだと、もう「ハウ!」みたいになります(笑)。特にStray Kidsさんが大好きで、私のファンの人とも「この曲いいよね」と話したりしています。

三品 私はロックバンドの中でも、今になってUNISON SQUARE GARDENさんが大好きになりました。田淵(智也)さんに『清濁あわせていただくにゃー』を提供いただいたときより、遠い存在になっています(笑)。もともと曲を聴いていて好きでしたけど、フェスで初めてライブを生で観たら、演奏力がヤバくて! 1人1人のスキルが尋常でなくて、感動したんです。

――斎藤宏介さんがギターを弾きながら、難曲を歌いこなしていたり。

三品 とんでもないですよね。3ピースバンドの音圧じゃない。各楽器があと2人ずついる感じ。ライブ映像を観あさって、久しぶりにDVDもCD屋さんで買いました。

愛犬が出迎えてくれるのが癒しです

廣川 私はずっと女の子にときめきをもらっています。インスタでかわいいアイドルさんの写真を永遠に見ているのも好きだし、韓国グループのIVEの推しメンがユジン。パフォーマンス力がめちゃ高くてクールビューティーですけど、たまに赤ちゃんみたいな顔をするのを、美里が「ヤバいよ」とLINEに投げてきて。ずっとときめいていられます。

小玉 私はワンコですね。愛犬のまろんが、私が夜遅く帰って来ても、必ず玄関まで迎えに来てくれるんです。寝ぼけているのと急に明るいところに出たから、目をパチパチさせながら来るのが、めちゃめちゃかわいくて。本当に癒しですね。トゥンクする瞬間です。

松田 うちの愛犬のさくらちゃんも、帰省したとき、出迎えてくれました。喜び方が控えめで寂しかったんですけど、ひと通り撫でたあと、お父さんが「さくらちゃん、トイレは?」と言ったら、一目散に走っていって。いったん我慢して、私を出迎えに来てくれたみたいなんです。戻ってきたら仕切り直しで、お尻ブンブンさせて愛情表現してくれたのが尊くて、ちょっと涙が出ました。

好きな2次元キャラクターに共通点があって

――カップリングの『恋に恋する眠り姫』は“王子様”との恋が始まる乙女チックな曲ですが、こういう願望はありますか?

松田 ありますね。脳内お花畑で生きている自称ロマンティストなので(笑)、これは憧れます。でも、女の子はみんな憧れるんじゃないかと思います。

廣川 ロマンティックな想像をしない子でも、この曲を聴いたら「えっ、いいかも」ってなりそう。きれいなイントロで始まって、かわいい世界観があって。

――皆さんの歌も夢見心地に誘います。

廣川 すごく甘い感じはします。

小玉 お上品でお姫様のような世界観の歌で、『えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ!』の衣装がこっちにも合うんですよね。

三品 私は少女マンガがめっちゃ好きで、意外と頭の中はお花畑で構成されています。

松田 一緒だね。

――好きな王子様キャラもいますか?

三品 私が好きな2次元キャラクターの共通点は、白髪、前髪長め、もしくは片目を隠していて、無口。できれば強いほうがいいです。心も体も。一番好きなのは『氷菓』の折木奉太郎くん。白髪ではないですけど、省エネで本当にしゃべらなくて。あとは『ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)』の轟焦凍くんや『ブルーロック』の凪誠士郎ですね。

9年やってきたから出せる良さがあります

――3月には9周年ライブがありますが、今回は10年目に突入という意味合いも強いのでは?

三品 意識的にはそっちのほうが大きいです。周年として「1年間ありがとう」と感謝は伝えつつ、未来を見据えてやりたいなと。10周年に向けた1年を始めるんだと、熱量を注いでいくことも見せたいと思っています。

松田 10年目になると、もうベテランなので、今までやってきた積み重ねをどれだけ出せるか。ライブで今後も楽しみにしてもらう頑張りどころなので、ちゃんとパフォーマンスの質を上げたいです。

――もうベテランという感覚になりましたか。

松田 そう意識しないといけないところがあって。いつまでもフワフワしてはいられません。新しいグループさんにしか出せないフレッシュさもありますけど、私たちにも9年間やってきたから出せる良さがあると思っています。それをライブでちゃんと、みんなに観てもらえるように頑張らないと。

廣川 私は何年とかベテランとか、そこまで意識していません。単純にいいライブを更新し続けなければいけないという、使命感はあります。常に今できる一番をお見せしているつもりですけど、前の映像を観ると、まだまだだなと思って。これから伸ばせる部分がたくさんあるということでもあるし、完全な理想形になることはないんだろうなと。そういう意味で、まだベテランという感覚にはなれないのかもしれません。

どこからでも入ってもらえるように自信を常に持って

――10周年に向けて、どんな1年になりますか?

廣川 走り抜けていくこの1年は、本当に大事な時期になると思います。今回の楽曲もかわいいに立ち返って全開にしましたけど、わーすたらしさを存分に出していきたいです。女の子のファンももっと増やして、10周年には規模感を大きくしていけたら。そのためには「わーすたは楽しい」と言ってもらえることが一番大事。それと、海外により行ける1年になったらいいなと思います。

小玉 どの楽曲からでも、どのライブからでも、わーすたにはどこから入ってもいいよと、自信を持っている状態に常にいたいです。ビジュアルもライブも楽曲も衣装も抜かりなく、この1年を過ごします。

松田 ファンのみんなに目に見えるものをお届けしたいので、ひとつひとつ手を抜かず、ていねいにやっていく。それをずっと続けるのは意外と難しいんです。一生懸命やったつもりでも、振り返って「ここはもっと詰められた」となるのが一番悔しい。そういうことがない1年にできればと思います。

三品 長くやらせてもらいつつ、ここから先、もっともっとと思えています。何でもやりたい。何なら手段も選ばないくらいの前向きな気持ちで、改めて気合いが入っています。まだまだ挑戦できることはあるので、攻めていきたいですね。

――グループもいい状態ですか?

小玉 問題は全然ありません。

三品 みんな同じ方向を向いています。

廣川 すこやかに頑張っていて。

三品 年の初めに熱を出しましたけど、体が資本。健康第一でいきます(笑)。

わーすた

avexのアイドル専門レーベル「iDOL Street」から、2015年3月に結成。英語表記は「The World Standard」で世界に照準を合わせて活動。デジタルネイティブ世代アイドルとして、SNSとリアルの活動を通じて、海外にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信する。2016年5月に1stアルバム『The World Standard』でメジャーデビュー。同年9月に1stシングル『完全なるアイドル』を発売。

公式HP

『えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ!』

2月21日発売

CD+Blu-ray 2500円(税込)
CD+Blu-ray 2500円(税込)

CD only 1400円(税込)
CD only 1400円(税込)

わーすた9周年ライブ

3月24日 umeda TRAD

3月30日 EX THEATER ROPPONGI

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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