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かわいい+気合いも満々。超ときめき宣伝部の独占欲「好きになってもらえたら絶対離しません!」

斉藤貴志芸能ライター/編集者
エイベックス提供

グループ史上最長の3ヵ月に渡る全国ホールツアーを完走した超ときめき宣伝部。そのステージでも披露された『かわいいメモリアル』がリリースされる。「かわいい かわいい」を連呼する直球のアイドルソング。一方、ツアーのステージでは漲る気合いも感じさせた。来年1月に横浜アリーナ2DAYSを控える彼女たちの真髄がそこにあるのか?(インタビューは菅田愛貴が欠席)

新潟の白米に感動してライブ前に2杯食べました

――6月から続いたツアーでは、ステージ以外でも思い出はできました?

辻野かなみ 新潟では人生で初めて、へぎそばを食べました。関東のおそばと全然違っていて、つなぎが海藻だからか、細くてツルツルツルンと食べやすくて、おいしかったです。

坂井仁香 私が一番おいしかったのは、福岡で食べた活イカです。鯛茶漬けとかのコースみたいな料理をいただいたんですけど、みんな動いているイカを見た瞬間、大興奮! ツンツンしながら動画を撮ってました。

辻野 本当に透き通っているんです。食べると甘みもあって、たぶん人生で一番おいしいイカでした。

――人生最幸のイカ(笑)?

吉川ひより しかも、イカの他の部分を天ぷらにしてもらったり。全部でまるまる3匹分を食べました(笑)。

杏ジュリア 私は新潟の白米に感動しました。たぶんコシヒカリだと思うんですけど、私は普段、白米を食べないんです。お弁当で食べるのはおかずだけ。でも、新潟ではタレかつ丼をいただいて、カツよりもごはんが何ておいしいんだろうと。その日はライブ前のごはんだけでも、白米をお茶わん2杯分くらい食べちゃいました(笑)。

小泉遥香 広島でいただいたお好み焼きには、カキが乗っていました。あと、新潟の有名なヤスダヨーグルトは超おいしくて、おみやげに買って帰りました。

坂井 めっちゃ買ったよね。もうカバンが重くて重くて(笑)。

辻野 でも、あのヨーグルト、関東でも買えるんです。新潟に行く前、お母さんが「私は行けないから」って、スーパーで買ってきて飲んでました(笑)。

坂井 知らなかったから、あんなに買っちゃった。私は翌日の朝、東京に帰ってから打ち合わせがあって。その重いカバンを抱えて行きました(笑)。

仕事が多いときのほうが毎日キラキラしてます

坂井 仙台では2人ひと部屋で、私は(菅田)愛貴ちゃんと泊まって、夜中の3時か4時まで語り合ったのも良い思い出です。

――どんな話をしていたんですか?

坂井 とき宣のことも話したし、最近どこで遊んだとか、将来どうなっていきたいとか。愛貴ちゃんと泊まるとオールにならない?

 なる。

坂井 (イベント出演とMV撮影で行った)インドネシアでも愛貴ちゃんと5泊くらい同じ部屋で、毎晩ずーっとしゃべっていて。修学旅行みたいで楽しかったです。

――ジュリアさんと遥香さんはツアー期間中に舞台もありました。倒れそうになりませんでした?

 自分でもそうなるかもしれないと思いました。だから、空気清浄機を持ち歩いたり、マスクを必ずしたり。たとえ体調が悪くなっても、できる対策は全部したから後悔しないくらい、気をつけていました。

――体のこともありますし、やることが多くて頭がパニックになったりは?

小泉 ありがたいことに、お仕事をメキメキさせていただいているときのほうが、メンタルが安定するんです。みんなにカバーしてもらいながらですけど、舞台、とき宣、舞台、とき宣……と続くと、毎日キラキラして楽しかったです。

坂井仁香(さかい・ひとか) 2001年7月25日生まれ、神奈川県出身
坂井仁香(さかい・ひとか) 2001年7月25日生まれ、神奈川県出身

厳しく育てられて感謝しています

――ツアーではパシフィコ横浜公演を観させていただきました。「かわいい かわいい かわいすぎだよ」とタイトルが付いていて、確かにかわいかったんですけど、同時に皆さんにすごく気合いが入っているのも感じました。

坂井 性格上、「よし、やったるぜ!」みたいに気合いが入りすぎてしまって(笑)。私は出身地ということもあったし、ミスセブンティーンに選ばれて初めて大きいステージに立った会場でもあるので、いつかとき宣でもライブをやりたかったんです。それが実現して、声も出しすぎてしまったので、もうちょっと自分をコントロールできるようになりたいと思いました。

――日ごろのレッスンも、妥協を許さないような姿勢で取り組んでいるんですか?

小泉 厳しく育てられているのかなと思います。

坂井 それが当たり前というか、怒ってくれたり注意してくれることに感謝していて。厳しくしてくれるほど「もっと頑張ろう」となるし、ステージのレベルも上がるので。そこはもうビシビシ、バシバシいきたいです。

――先生が厳しいわけですか。

小泉 厳しいです。味方にもなってくれますけど、ダメなところはちゃんと言ってくれて、妥協は許されないですね。

吉川 毎回ステージのあとに、ダメ出しをブワーッと送ってくれるんです。「この曲のここで〇〇がズレていた」とか。そこで自分の名前を減らしたくて。

辻野 先生は目が何コあるんだろう、と思っちゃいます(笑)。広いステージに6人いるのに、いろいろなところを見られているので。

辻野かなみ(つじの・かなみ) 1999年6月2日生まれ、埼玉県出身
辻野かなみ(つじの・かなみ) 1999年6月2日生まれ、埼玉県出身

楽しむことが一番でミスを引きずったらダメ

――厳しいことを言われてヘコんだりもしないですか?

 ないですね。最近はリハーサルの時間をなるべく短くしていて、自分で予習復習してないとできないことが多くて。完璧なパフォーマンスを見せて、指摘を受けるところがないようにしないと、ダメだと思っています。

小泉 厳しくされるほうが好きで、もっとビシバシ言ってほしいくらいなので、あまり厳しさに気づいてないかもしれません(笑)。

――あと、皆さんのメンタルが強いのでは?

小泉 弱くはないと思います。

坂井 指摘をいただきつつ、それなら次はどう頑張るか。楽しむことが一番大事だから、ミスしても本番中に引きずったらダメ。そういう言葉も掛けてくださるので、ありがたいです。

お話し会で真っ赤になる方はかわいいなと(笑)

――『かわいいメモリアル』はドラマ『みなと商事コインランドリー2』の主題歌で、男の子に向かって「かわいい」と歌っているイメージですか?

坂井 主題歌として、それはありますけど、誰が誰に宛ててもいい曲なのかなと。

――男性からでも、女性宛てでも。

坂井 すべて当てはまるように思います。

――皆さんが男子をかわいいと思う仕草や振る舞いはありますか?

辻野 満面の笑みとか。ツンとしているより、男子でも笑顔は大切ですから。

 ステージから私たちが手でハートを作って投げたりすると、恥ずかしくなっちゃうかなとも思うんです。でも、素直にニコニコ返してくれたり、全力で受け止めてくれる表情で、喜んでもらえているのがわかって。そういう姿を見ていると「ハーッ、かわいいな」となります(笑)。

坂井 お話し会や特典会で、ファンの方の顔がパッと真っ赤になるのも、かわいいなと思います(笑)。ステージからレスを送ったり、手を振って目が合ったときもそう。インドネシアに行ったとき、愛貴ちゃんと車に2人で座った写真を撮ってもらって、現地の同じ年くらいの男の子が現像してくれたんですね。その子がすごく照れてうつむいていて、愛貴ちゃんと「かわいいね」と話していました(笑)。

小泉 個人的には(ポケットモンスターの)カビゴンみたいな、お腹とかポヨポヨしている男性がかわいいです(笑)。

坂井 包容力がある感じだよね。

小泉 そうそう。ふんわりしていて、やさしそう。

杏ジュリア(あん・じゅりあ) 2004年1月15日生まれ、東京都出身
杏ジュリア(あん・じゅりあ) 2004年1月15日生まれ、東京都出身

ずっと自分の一番かわいい状態でいないと

――MVでも『みな商』バージョンから、それぞれがよりかわいさを意識した感じですか?

坂井 かわいく見られたい気持ちはいつもありますけど、このMVを撮るときは「100倍かわいくなれるように頑張ります!」と言ってました。

――個々のリップシーンだけでなく、全員で歌っているところでも、たとえばひよりさんは頬っぺたをプクッと膨らませていたり。

吉川 メンバーがみんなかわいいから、気を引き締めないと出遅れてしまうんです。ずっと自分の中で一番かわいい状態でいなければ、という意識はあります。

――それで、ひよりさんの中では自分のプク顔がかわいいと?

吉川 わかりませんけど、よくしちゃいます。かわいく見えていたら、作戦通りです(笑)。

――ジュリアさんは投げキッスをしたり、見せ場が多めですね。

 今まで、あまりそういう振りはやらなかったんですけど、どうしたらキュンとしてもらえるか考えて、<I love you!>でチュッとやったりしました。あと、<どうして今日は「おやすみ」の前>のところは、振付がコミカルになっていて。表情も込みで、歌詞通りの動きができるように心掛けました。

坂井 歌詞もかわいいんですけど、そこにジュリアが振りを付けているのが、本当にかわいい。

――かなみさんが<かわいい!>とアゴに両手を付けて小首をかしげるのは、定番ですかね(笑)。

辻野 定番でやっていました(笑)。私の必殺技かもしれません。自然に出ますけど、首を右に傾けることが多い気がします(笑)。

ウインクは決めてなくても出るようになりました

――仁香さんのウインクも自然に出るんですか?

坂井 自然ですね。昔は「ここでウインクしよう」とか考えていたんです。MV撮影の前日に「リップシーンはどうやって撮ろうか」と、鏡の前で曲を流して練習したり。でも、最近は決めてなくても、「今ウインクしたらかわいいかな」という感じで、パッとできるようになりました。

――普段もウインクすることはありますか?

小泉 インドネシアでスープ店の店員さんにしてました(笑)。

吉川 遠目に見ていたら、スープをすくってくれたおにいさんにナチュラルにウインクしていて(笑)。

坂井 席に戻ったら、みんなに「何やってんの?」と笑われました(笑)。普段から1人で街に出掛けると、出会った人に好きになってもらおうという気持ちはあります。洋服の店員さんとしゃべるときも、この前カップルに話し掛けられたときも、いかにあざとく会話できるかを考えていて。でも、ウインクをいつもしてはいません(笑)。

――遥香さんは<かわいすぎて心配>のところとかで、困り顔も見せていて。

小泉 歌詞通りにやれるように頑張りました。練習はしませんけど、そういう気持ちになろうと考えています。

坂井 私はおはる(小泉)の困り顔は好きです。『LOVEイヤイヤ期』でも困り顔が多くて、似合っています。

小泉 あまり嬉しくないよ(笑)。

坂井 違う違う。困り顔をしてもかわいい。たれ目プラスたれ眉、みたいになって。

小泉 ファンの方には「5歳児みたい」とよく言われます(笑)。

坂井 それはめっちゃわかる(笑)。

あざとく歌って「何言ってるの?」と笑われました(笑)

――歌のほうは<かわいい>を連呼しつつ、甘々でもないようで。

坂井 <かわいい かわいい>とか<大好き>とか入ってますけど、<大嫌い>も入っていたり、ちょっとスネたりもしているので。かわいいベースの上で、歌詞に合わせたいろいろな表現を、メンバー全員していると思います。

――ひよりさんの<絶対離さないよ 君はどうなの?>のパートは聴かせどころですね。

吉川 <言わなくても知ってる!>と言っちゃうくらいで、すごくあざといなと思いました。ボイトレの先生と練習したとき、やりすぎて「何言ってるの?」みたいに笑われたんです(笑)。この曲、めっちゃ難しくて、私は苦手っぽいです。振り幅が2Aとか結構低いし、<絶対離さないよ>のところはわりと高くて。

小泉 ロングトーンだし。

吉川 もうちょっと特訓が必要かなと。

坂井 かわいいけど、意外と難しい。

辻野 私は歌うとこもりやすい声なんです。出来上がって「こもっているな」と思わないように、レコーディングでは抜け感を出すことを意識しました。<あのね あのね 大好きだから>のパートとか、強くなりすぎずに理想の声を出せるように頑張りました。

吉川ひより(よしかわ・ひより) 2001年8月12日生まれ、千葉県出身。『ジェネZZ』(bayfm)でパーソナリティ
吉川ひより(よしかわ・ひより) 2001年8月12日生まれ、千葉県出身。『ジェネZZ』(bayfm)でパーソナリティ

嫌いになるなら最初から好きにならないでほしい

――この曲は“独占欲爆発ソング”とも謳われています。独り占めしたいのはわかりますか?

小泉 ファンの方に対してはそうですね。他のグループに行ってほしくないというのは、めちゃめちゃあります(笑)。

坂井 圧を掛けておかないと(笑)。だって、好きになってくれたのに離れてしまうのは、一番傷つくから。「それなら最初から好きにならないでよ」と思っちゃう。

――恋愛ドラマの台詞のようですね(笑)。

坂井 嫌いになられたら悲しいじゃないですか。だから、絶対離さないようにしていかないとダメですね。

――差し入れのお菓子を独り占めしたいとかは?

 差し入れではないですけど、好きなものを独占したい欲は結構あります。この前、サツマイモをたくさんいただいて、家族にも分けたくなくて(笑)、冷蔵庫の一角に専用の置き場を作りました。味見はさせてあげたんですけど(笑)、それ以外は1人で毎日ちょっとずつ食べています。

ヨーグルトを妹に飲まれてムッとしました(笑)

坂井 私のプロデュースブランドでジュリアとおはるが買ってくれて、プレゼントのポスターにコメントを書いたんですね。そしたら、ジュリアがそこを隠して、ストーリーに載せてました。

 自分だけに書いてくれた文章だから、他の人に見られたくなくて、スタンプで隠しました。

吉川 普通は自慢するところだよね。

坂井 だから、かわいいなって。

――遥香さんは三姉妹で取り合いみたいなことはないですか?

小泉 私はしないですね。下の2人はありますけど。一番下の妹はまだ小さくて、自分のお菓子専用のボックスを作っています。

――冷蔵庫のプリンを食べられた、とかはないと。

小泉 自分のものを食べられることが多いですけど、そんなに気にせず「また買えばいいか」と思います。ただ、新潟で買ってきたヤスダヨーグルトを冷蔵庫に入れておいて、絶対に次の朝に飲もうと思ったら、なくなっていて。それはちょっとムカッとしました(笑)。「誰が飲んだの?」みたいに言っちゃったかな。飲むなら言っておいてほしいと。

小泉遥香(こいずみ・はるか) 2001年1月5日生まれ、埼玉県出身。『60TRY部』(ラジオ日本)内の『永野の映画はえ~がな!』でアシスタント
小泉遥香(こいずみ・はるか) 2001年1月5日生まれ、埼玉県出身。『60TRY部』(ラジオ日本)内の『永野の映画はえ~がな!』でアシスタント

ツアーを観た方が横アリにも来てもらえるように

――ツアーはほとんどの会場でソールドアウトでした。来年1月の横浜アリーナが満員になっている光景も、もうイメージできますか?

坂井 今回のツアーで初めて、とき宣を観たという方もチラホラいらっしゃるので。そういう方たちにも横アリに来てもらえるように、頑張ろうと思っています。

小泉 スタッフさんの気合いもすごく感じて、渋谷駅前のビルボードや地下鉄の中吊りで広告を出していただきました。期待を裏切らないように、1コ1コていねいにやっていきます。

――ひよりさんの誕生日にも、恵比寿駅にポスターが貼られていました。

吉川 あれはファンの方が出してくれたんです。駅のエスカレーターの前にあって、たくさんの方に見てもらえたと思います。

辻野 私も外国の方があのポスターと写真を撮っているのを見ました。

吉川 そうやって、ちょっとずつ名前を知ってもらえたら、ありがたいです。

超ときめき宣伝部

スターダストプロモーションに所属する10代の女性タレントで2015年4月に結成。「ときめく何かを宣伝するために今日も歌う」をコンセプトに活動。2016年11月にメジャーデビュー。2019年4月にavexからの1stシングル『ときめき宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー』をリリース。2020年4月より超ときめき宣伝部に改名。『晴れ ときどき 超ときめき宣伝部』(ラジオ日本)に出演中。10月からラジオ『超ときめきSTYLE』(ニッポン放送)がスタート。

公式HP

『かわいいメモリアル』

9月27日発売

TYPE-A(CD+2DVD) 5000円(税込)

TYPE-B~D(CD) 1200円(税込)

TYPE-A
TYPE-A

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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