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マドンナや椎名林檎のバックで踊ったトップダンサー・仲万美。初主演映画に「昔の自分を探り出しました」

斉藤貴志芸能ライター/編集者
『ドリームズ・オン・ファイア』に主演した仲万美

加藤ミリヤ、BoA、椎名林檎や、マドンナのワールドツアーでバックダンサーを務めた仲万美。日本のトップダンサーから近年は女優業に進出し、初主演の映画『ドリームズ・オン・ファイア』が公開された。ダンサーを目指して夢と現実の狭間でもがきながら進んでいく役で、リアルな存在感を醸し出しているのは自身と重なるからなのか? 

ダンスをやめようと思っていたら映画のオファーが

――2年前に映画『チワワちゃん』で女優デビューする前は、演技にどれくらい興味があったんですか?

 ぶっちゃけると、一切なかったです(笑)。

――やっぱりダンサーとして生きようと思っていて?

 そうでもなくて、逆に『チワワちゃん』のオファーをいただいたのが、ちょうどダンスをやめようと思っていた時期だったんです。ひと通りやったし、自分の中で納得しちゃって、ダンサーたちがいっぱいいる環境で踊ることに、刺激を感じなくなってしまって。「バンビだ。すげー!」みたいに言われてしまうのが、ちょっと違うなと……。

――それは心地良い環境ではなかったんですか?

 うれしいんですけど、「そうじゃないんだよな」という。もっと刺激がほしくて、ダンスが嫌いになりそうだったんです。それくらい居場所が違う感覚になっていて、「思い切ってダンスをやめよう」と考えた途端、『チワワちゃん』のお話をいただきました。

――ダンサーの役でした。

 「仲万美にオーディションに来てほしい」と言われ、演技は経験ないけど、断っても仕方ないからやってみよう、くらいな気持ちでした。そしたら受かって、出演することになりました。

――映画を観たりもしてなかったんですか?

 観るのは大好きでした。日本の映画も海外の映画も観ていて、一番好きだったのが、レオナルド・ディカプリオさんが出ていた『ロミオ+ジュリエット』です。私も舞台(Rock Opera『R&J』)でジュリエット役をやりましたけど、もともと高校生の頃に観てました。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

舞台ではプレッシャーに押し潰されそうに

――演技に関してはレッスンを受けたりもしないまま、『チワワちゃん』の現場に臨んだのですか?

 そうです。だから初めてのことばかりで、めちゃめちゃ苦労しました。台詞を覚えることから「どうやるんですか?」という。とりあえず台本をいっぱい読んで、何度も復唱するしかなくて。ひとつのシーンをいろいろなカットで撮ったりするのも初めてで、刺激ばかりでした。

――門脇麦さんら名だたる若手俳優の中に溶け込んでました。

 「自然体で」と言っていただいたので。

――『R&J』のときは舞台でヒロインということで、また違う苦労もありました?

 プレッシャーに押し潰されそうで、しんどかったですね。胃が痛くなったり、眠れなかったりもしました。私、こう見えて、緊張しぃの上がり性なんですよ。プレッシャーにすごく弱くて……。

――マドンナのワールドツアーを始め、ダンサーとして数々の大舞台を経験してきたのに?

 マドンナのステージでは、まったく緊張しませんでした。自分がメインでないし、お客さんが米粒くらい小さくて、あんまり見えてないんですよね。だから余裕でしたけど、舞台だとお客さんの顔が見えるから、吐き気を催すくらいでした。ダンサー時代もクラブとかで踊るのが本当にダメで、いつも舞台袖で「うーっ。出たくない……」となってました(笑)。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

役に入り込んで泣きすぎて過呼吸になりました

――とはいえ、仲さんは今回の『ドリームズ・オン・ファイア』でも、豊かな感情表現をナチュラルに見せてきました。

 難しく考えるのはやめることにしたんです。「私だったらどう思うかな?」と、全部自分に当てはめて役と向き合うようにしていて。あと、怒ってるときの仕草とか、泣いてるときは体がどんな反応をするとか、調べるようにもなりました。日常で自分のことを客観的に見たり。

――仲さん自身は普段、感情の起伏は大きいほうですか?

 そんなに激しくなくて、ずっと笑ってます。こう見えて温厚で(笑)、声を上げて激怒したことは、たぶん人生で2回しかなくて。悲しいときも1日で終わります。パッと切り替えるのは得意で、引きずっていても仕方ないから、「ハイ、もう次行きましょう」となります。

――泣くこともなかったり?

 感動して泣くことはありますけど、傷ついて「ああ、悲しい……」みたいなことは、あまりないですね。

――でも、演技だと泣けると。

 それはそれで、いろいろ思い出しながら泣いたりします。あと、役に入りすぎて勝手に泣いてるときはありますね。『R&J』では、ステージで本番中に過呼吸になりました。泣き叫ぶシーンで泣きすぎて「ハッ、ハッ、ハッ! ヤバい、ヤバい!」みたいな。

――ロミオが死んだ場面で?

 そうです。公演が20回あったうちの半分くらいは、過呼吸になりました。舞台で助けてくれる人は誰もいないから、「どうしよう!?」ということが多々ありました。

――それくらい役に入り込めるのは、もともと女優体質だったんでしょうね。

 そこはどうなんでしょうね(笑)。

――ダンサーの経験やスキルが、演技に活きることもありますか?

 たぶんあると思います。たとえば、初心者の人は舞台で棒立ちになりがちなのに、私は体が動いていたらしくて。『R&J』のときに「ダンサーは違うね」と言われました。自分では無意識でしたけど、体を使い慣れているからか、自然な動きができました。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

田舎っぽい私服をありったけ集めて(笑)

カナダ出身のフィル・メッキー監督の長編デビュー作『ドリームズ・オン・ファイア』。仲以外にも世界で活躍するトップダンサーたちが出演している。ダンサーになる夢を叶えるため、家族の反対を押し切って上京したユメ(仲)。ダンスバトルでレベルの差に衝撃を受けながら努力を惜しまず、無一文から歓楽街で働くことも決意。たくさんの人たちと出会い、ダンスを続けていくが……。

――『ドリームズ・オン・ファイア』のユメ役では、田舎から出てきた素朴感が出ていました。仲さん自身の華やかなオーラは自然に消せました?

 役に入っていたのと、服装とか形から入るのが大きかったと思います。自分の役作りとしては、ユメちゃんは田舎に住んでいて東京に憧れがあって、きっとYouTubeとかで流行っている洋服やメイクを観ていたんだろうなと。でも、田舎のショッピングモールで買えるものには限りがあって、その中で頑張って集めた服たちを着ているんだと思いました。劇中のユメちゃんの服って、ほとんど私の私服なんですよ。

――そうだったんですか。

 ショーのときの衣装はお借りしたものですけど、それ以外は自分の部屋着とかから、ありったけ田舎っぽいものを集めました(笑)。

――そういうところから、役作りは綿密にしていて?

 しましたね。昔の自分のダンス動画を観たり。踊り方というより、そのときの感覚を思い起こしたんです。「こんなイケイケなときもあったな」とか「このときは天狗になっていたな」と懐かしがりながら、役作りとして探り出しました。

――仲さん自身は東京育ちで、ユメみたいに田舎から上京した経験はないですよね?

 でも、東京では田舎のほうだったので。5歳から中3まで、地元のダンススクールに通ってましたけど、そこは渋谷とかにあるスクールと違って、お遊戯みたいなダンスを習っていたんですよ。2年に1回くらい発表会があって、ポンポンを持って踊ったり。高校生になって、池袋のダンススタジオに通ったときは、ユメちゃんが上京したときのような感覚はありました。「うわっ! ダンスをする人がこんなにたくさんいるんだ。先生たちもキラキラしている……」という。

――ユメのようにレベルの違いに驚愕したりも?

 ありました。「すっげー!」と思って。「絶対このスタジオでトップを取ってやる!」くらいの気持ちにもなりました。

舞台袖で感極まったシーンは自分が出ました

――他に、劇中で「私もこんなことをした」というシーンはありました?

 ユメちゃんが大きなダンスコンテストに出たとき、踊り切って、舞台袖で笑っているのか泣いているのか、感極まった経験は私にもあります。あそこは演じていて、一瞬ユメちゃんでなくなって、自分が出ちゃいました。試写で観てもグッとくるものがあって、自分がやっているのに「わかるよ」ってウルッとしちゃいました(笑)。

――ユメみたいにオーディションに挑戦したことも?

 私はオーディションやコンテストって、あまり受けたことがないんです。競争するのが好きでなくて。「ダンスは楽しむもの」という精神で、順位を付けるのも「審査員の人の好みやん!」と思ってしまうんです。

――仲さんは才能がおのずと見出されていったんですね。

 そうなんですかね? ただ楽しいというだけでダンスをやっていて、「イエーイ!」というテンションのまま、ずっと来ました(笑)。だから、ユメちゃんが自分から挑戦するのはすごいなと思います。

――ユメが悔しがる演技はリアルでしたけど、自分でそういう経験はないと?

 ないです。悔しいという感情があまり好きでなくて。「もっと頑張ろう」とは思えても、そういう自分のケツの叩き方はどうかなと。「あれをしなきゃ。これも頑張らなきゃ」と切羽詰まったら、ダンスを嫌いになりそうじゃないですか。それがイヤなので、私は楽しむことが第一という精神です。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

挫折した経験はありません

――ユメが駅のホームや電車の中で踊っているシーンもありました。

 これはダンサーあるあるなんですけど、公共の場で大きく踊ることはないにしても、曲が聞こえてくるとずっと体が揺れている人がいます(笑)。私もお買い物中にBGMを「いい曲だな」と思ったら、体が勝手に動きます。ダンサーは周りが見えなくなるタイプが多いので(笑)。

――仲さんはユメみたいに接客系のバイトをしたことは?

 いっぱいあります。高校生のときは掛け持ちもしました。隠れ家系の居酒屋さんでずっとバイトしていて、ダーツにハマったときは、ダーツバーでも働きました。お客さんと対戦したり、お酒を作ってあげたり、楽しかったです。

――ユメが「私たちって小さい池の中にいる魚みたいだなって感じるときがある」と言っていたのは、仲さんも思ったことはありました?

 改めて思うことではないですね。私は世界を回ってきたからか、「人間って小さいな」といつも思っています。自分の壮大な悩みも、世界から見たら、これっぽっちのことでしかない。だから、あまり悩みません。

――総じて、仲さんとユメはダンサーを目指したのは同じでも、仲さんはユメみたいに挫折を乗り越えて……ということはなかったんですね?

 挫折はないですね。あったとしたら、ダンスが嫌いになったことです。悔しさからではなくて、ダンスをやりすぎて嫌いになったことは、2~3回ありました。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

マドンナの世界ツアーでは急激に太ってしまって

――ダンサー時代、マドンナや椎名林檎さんから学んだことは大きかったですか?

 林檎さんは“バックダンサー”という概念を取っ払ってくれました。メインとその後ろでなく、アーティストとしてしっかり見せるようにさせてくれて。「もっと前に出て踊ってください」とよく言われて、もはや“バック”ダンサーではないんですけど、林檎さんは「護衛隊でいてほしい」という。だから、ただ踊ればいいということでもなくて、すごく勉強になりました。マドンナのワールドツアーは規模が大きすぎて、学ぶより「私、何をしているんだろう?」と、よくわからなくなってました(笑)。もともと自分から望んだことでもなかったので。

――マドンナの娘さんがYouTubeで仲さんたちのダンスを観て、推薦したのがきっかけだったそうですね。

 ぜいたくなことですけど、あまり実感はなかったです。ただ、海外での飛行機とバスの移動はしんどくて、みんなよくこなしているなと。日本人と海外の方の体や体力の違いを感じました。あと、海外では大雑把というか「自分が良ければOK」みたいな人が多くて。日本人が周りを気にして合わせるようなことを、全然しないのはカルチャーショックでした。でも、そんな人たちの中で埋もれないためには、それなりに自分を出さなきゃいけない感覚は学べました。

――どこかの国のごはんがすごかった、みたいなことは?

 いっぱいありすぎて、唯一覚えているのは、バルセロナの船がいっぱい停まっているテラスでのごはんです。パエリアと魚介が4人前くらい載ったプレートをひたすら食べて、白ワインも3本くらい空けたのかな? めちゃくちゃ量が多かったのを、ペロッと食べちゃいました(笑)。

――あとでお腹が痛くなったりは?

 全然。海外に出ていると胃袋の大きさも変わるらしくて、急激に太ってしまって。盛ってるわけではなくて、17キロくらい肥えてしまい、衣装が合わなくなったりもしました。「これでモデルもやっているのか?」くらいの体型になってしまって(笑)。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

自分の感覚を信じて思ったままに演じました

――映画の話に戻ると、ダンサーという以外は共通点が多くなかったユメを演じるうえで、悩んだことはありました?

 なかったです。今回はそんなにバキバキな役作りはしてなくて。監督のフィルが「バンビの好きにやっていい」ということだったので、自分の感覚を信じて、その場で思ったままにやってました。

――撮影で特に覚えていることというと?

 ユメちゃんたちが川沿いで野宿をしたシーンは、本っ当に寒くて! 1月で「普通ここで寝る?」とフィルに言ったんですけど、そこが良かったみたいで。寝っ転がるのもひと苦労なくらい石が痛いし、寒いし、でも寝てなきゃいけなくて、体がめっちゃ震えるんですよ。しかも、そのとき着ていた私服がミニスカートとニーハイ。「バカか?」と思いましたけど(笑)、そんな寒いところで撮るとは思ってなかったので。

――カラスと話すシーンはスムーズにいったんですか?

 あれは大変でした。カラスが逃げようとしてフレームに入ってくれないし、向き合えなくて。私が手を出すと噛もうとするので、それでどんどん近づけて、「フレームに入った? じゃあ行くよ」ということで何回かやりました。だから、指にカラスに噛まれた傷が残っていて。これはたぶん一生消えませんね(笑)。カラスのくちばしって、すごく硬いんです。

――劇中ではおとなしそうなカラスに見えましたけど。

 撮影前に自分の指をエサにして頑張ったんです(笑)。でも、かわいくて『(風の谷の)ナウシカ』のテトを思い出して、カプッて噛まれても「いいよ、いいよ」となりました。

――ダンスのシーンはお手のものですよね?

 バリバリ踊っていたときに比べたら、体力はだいぶ落ちました。

――今は毎日踊ったりはしてなくて?

 全然してません。というか、ダンサー時代もそんな毎日は踊ってませんでした。汗をかくのが、あまり好きじゃなくて(笑)。本番とか、せっかくお化粧して、髪もきれいにして、かわいい衣装も着ているのに、汗をダーダーかいたら、もったいないじゃないですか。だから、どれだけ汗をかかずにサラッと帰れるか、勝負しているところがありました(笑)。映画ではそんなの気にしてられないので、ゼーゼー言いながら踊ってましたけど。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

わからないことは追求したいタイプです

――主演映画も公開されて、女優業への意欲は高まってますか?

 高まりましたね。まだわからないことだらけですけど、すごく楽しいです。

――自分でも映画をより観るようになったり?

 なりましたし、幅も広がりました。すごく昔のモノクロ映画とか、前は興味なかったんですけど、観るようになりましたね。

――自分がやりたい役の幅も広がりました?

 挑戦したことがないもの、想像もできないものでも、何でもやりたいです。でも、さすがに女子高生役は無理だと思います(笑)。今回、コスプレキャバクラでセーラー服を着ましたけど、もうしんどくて(笑)。「これはアカンやろ!」と思いました。

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

――恋愛モノはアリですか?

 お話をいただけるのであれば、ぜひ! でも、この見た目なので、相手役にだいぶ強めの男性を持ってこないと、難しいんじゃないかと(笑)。そういう意味で、私がやれる役は限られてますけど、いろいろやっていきたいです。

――日常的に、演技力を上げるためにしていることもありますか?

 いろいろ調べることは好きになりました。わからないことをわからないままにしたくなくて、追求しちゃうタイプなんです。たとえば、私は絵を描くのも好きなんですけど、体を描くなら体の構造がわかってないといけないと思って。筋肉とか骨格とか、勉強してから描くんです。

――理科室に置いてあったような人体模型図とかを見て?

 そうです。「この筋肉がこうだから、こんな輪郭なんだ」というのを調べるのが好きです。それが絵に反映されているのかはわかりませんけど、自分の中で納得できればいいかなと。

――ダンスでもそういう追求はしていたんですか?

 ダンスはそんなに考えてなくて、ただ楽しんでいました。でも、お芝居ではいろいろ追求するようになったので、いつか活かせればいいなと思っています。

Proflle

仲万美(なか・ばんび)

5歳からダンスを始めて、20年以上のキャリアを持つ。これまでに加藤ミリヤ、BoAなどのバックダンサーを務め、2015年にはマドンナのワールドツアーに1年半に渡り同行。2014~2016年と2019年に『紅白歌合戦』で椎名林檎のアーティストダンサーを務める。2016年にリオデジャネイロオリンピックの閉会式での日本のプレゼンテーション『SEE YOU IN TOKYO』に参加。2019年に映画『チワワちゃん』で女優デビュー。同年、舞台『ROCK OPERA「R&J」』にヒロインのジュリエット役で出演。

『ドリームズ・オン・ファイア』

監督・脚本/フィル・メッキー

シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー

公式HP

『ドリームズ・オン・ファイア』より
『ドリームズ・オン・ファイア』より

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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