F-35戦闘機の調達コストが減少へ

アメリカ空軍よりF-35戦闘機

9月30日に防衛省が発表した資料によると、2013年度予算で1機あたり149億円の予算を想定していた航空自衛隊の次期戦闘機F-35Aの契約価格は実際には1機あたり140億円になった事が分かりました。約9億円安くなっています。これはアメリカ側でのF-35戦闘機の調達価格が下がっている事に連動しているのかもしれません。

航空自衛隊の次期戦闘機F-35Aに係る契約について:平成25年9月30日 防衛省

9月27日にアメリカ国防総省が発表した資料では、生産6ロット目のF-35戦闘機36機を44億ドルで、生産7ロット目のF-35戦闘機35機を34億ドルで契約するとあります(ただしこれはエンジンを除いた数字)。6ロット目生産分はロッキードマーティン社が当初契約価格から2.5%値引きに後から応じたもので、当然それ以降の当初見積も値引きされる事になります。日本が調達するF-35A戦闘機は生産8ロット目および生産9ロット目以降になるので、これも値引きされている筈です。

日本が調達するF-35A戦闘機は最初に調達する4機がアメリカからの完成品購入で、2013年調達以降は日本で組み立てて一部の部品をライセンス生産します。日本国内の企業が生産に関わることで機体単価は上昇しますが、アメリカ側でF-35戦闘機の機体単価が減少傾向にあるので、日本側の生産体制が整った後はアメリカと同様に機体単価の調達費用は減少する方向になるでしょう。