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NCが2安打で勝利 3番が決勝2ラン、エースが完璧投で17勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
NCのパズルゲームアプリのユニフォームを着た投打のヒーロー(写真:NCダイノス)

5日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始で行われた。

NCダイノス-キウムヒーローズ(チャンウォン)はNCエリック・フェッド、キウムの左腕イアン・マッキニーの両先発投手が好投。フェッドは1回表に三者連続三振でスタートするなど抜群の安定感を見せ、マッキニーは5回まで無安打ピッチングを続けた。

両チーム得点がないまま迎えた6回裏、NCは1死一塁で3番パク・コンウがマッキニーの外角低めのチェンジアップをライトに運ぶ2ランホームラン。NCはチーム初ヒットで2-0とした。

フェッドは7回93球を投げて2安打無失点、11奪三振。マッキニーは6回89球2安打2失点でマウンドを降りた。

試合はキウムが9回表に追い上げるも及ばず、2-1でNCが勝利。NCはパク・コンウの一発が決勝打となり、わずか2安打で勝利を手にした。NCの先発フェッドはリーグトップの17勝目(6敗)。防御率は2.28で再び1位に躍り出た。

◇9月5日(火)の結果

・トゥサン 中 止 KIA(チャムシル)

 勝:

 敗:

・KT 4 - 5 LG(スウォン)

 勝:チョン ウヨン

 敗:ソン ドンヒョン

・ハンファ 6 - 11 SSG(テジョン)

 勝:イ ロウン

 敗:チュ ヒョンサン

・ロッテ 10 - 3 サムスン(ウルサン)

 勝:ウィルカーソン

 敗:チェ チェフン

・NC 2 - 1 キウム(チャンウォン)

 勝:フェッド

 敗:マッキニー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ファン・ジェギュン2000安打達成」

KTのファン・ジェギュンが3回裏の2打席目、ライト前にタイムリーヒットを放ち、通算2000安打を達成した。リーグ18人目。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

サムスンライオンズ戦の6回表、レフトの守備に入った。7回裏の1打席目はショートゴロ。走者が入れ替わって一塁に残り、チョン・フンのタイムリーでホームに還った。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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