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37歳カン・ミンホ2試合連続弾で11人目の3200塁打 チームは連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2試合連続弾を放ったカン・ミンホ(写真:サムスンライオンズ)

28日のKBOリーグは2試合が雨で中止。3試合が14時開始のデーゲームで行われた。

サムスンライオンズ-KTウィズ(テグ)はサムスンが6-4で勝利。サムスンは2回裏に3点を先制すると、3回には4番カン・ミンホが2試合連続となる7号ソロをレフトポールにぶつけてリードを広げた。

カン・ミンホは13年連続2ケタホームランを継続中で、今季あと3本放つと史上9人目の14年連続となる。

またカン・ミンホはこの日の一発で通算塁打数を3202塁打とした。この塁打数は歴代11位、現役では5番目となる。リーグで最も多いのはイ・スンヨプ(現トゥサン監督)の4077。NPBの最多は王貞治の5862だ。

勝ったサムスンは連敗を3でストップ。先発のウォン・テインが3勝目(3敗)を挙げた。敗れたKTは連勝が4で止まった。

◇5月28日(日)の結果

・トゥサン 中 止 SSG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 7 - 5 ロッテ(コチョク)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:キム サンス

・サムスン 6 - 4 KT(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:サルサー

・KIA 1 - 7 LG(クァンジュ)

 勝:イム チャンギュ

 敗:アンダーソン

・NC 中 止 ハンファ(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「劇的一発男がきょうは満塁弾」

キウムヒーローズ-ロッテジャイアンツ(コチョク)はキウムが8回裏に5点を挙げて、7-5で逆転勝ち。途中出場のイム・ジヨルが逆転満塁弾を放ち、その一発が決勝打となった。イム・ジヨルの今季の3本塁打は1本目がサヨナラ、2本目は2試合連続、そしてきょうは逆転満塁アーチと劇的なホームランを放っている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

キウム戦に1番レフトで出場。1打席目に投手右へのバントヒット、2打席目はショートゴロ、3打席目四球、4打席目サードの左を破るヒット、5打席目レフトフライ。4打数2安打1四球で打率2割8分9厘。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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