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37歳かつてのエース左腕が2年半ぶりに先発 2018年以来の白星で通算130勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
5年ぶりに勝利のチャン・ウォンジュン(写真:トゥサンベアーズ/初報から差し替え)

23日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-サムスンライオンズ(チャムシル)は7-5でトゥサンが勝利。トゥサン打線はゲーム中盤の時点で先発全員安打を記録するなど14安打を連ねた。

トゥサンの先発、37歳のチャン・ウォンジュンは今季初登板。約2年半ぶりの先発マウンドに上がった。

チャン・ウォンジュンは左打者にスライダー、右打者にチェンジアップ、いずれも120キロ台後半のボールをコーナーいっぱいに丁寧に投げ込み、凡打を誘った。5回70球を投げて被安打7、失点4で勝ち投手となった。

チャン・ウォンジュンの白星は2018年5月5日に先発勝利して以来5年ぶり。かつてリーグを代表するエースとして8度の2ケタ勝利を記録した左腕は、この日の勝利で通算130勝目となった。

◇5月23日(火)の結果

・トゥサン 7 - 5 サムスン(チャムシル)

 勝:チャン ウォンジュン

 敗:ウォン テイン

・SSG 1 - 9 LG(インチョン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:オ ウォンソク

・KT 1 - 3 キウム(スウォン)

 勝:チョン チャンホン

 敗:サルサー

・ハンファ 9 - 5 KIA(テジョン)

 勝:サンチェス

 敗:アンダーソン

・ロッテ 2 - 0 NC(プサン)

 勝:ナ ギュンアン

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「クク・ヘソンがロッテ入り」

2021年限りでトゥサンを退団後、国内独立リーグでプレーしていた外野手のクク・ヘソンの獲得をロッテジャイアンツが発表した。クク・ヘソンは33歳、長打力のあるスイッチヒッター。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NCダイノス戦に2番レフトで出場。1打席目ピッチャーゴロ、2打席目ショートゴロ、3打席目ライトフライ、8回の4打席目は代打が登場し退いた。打率2割8分6厘。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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