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マルチプレーヤーの脇役が3安打2打点の活躍 トゥサンが3連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3安打2打点のパク・ケボム(写真:トゥサンベアーズ)

14日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-KIAタイガース(チャムシル)はトゥサンが8-4で勝利した。2番に入った内野のマルチプレーヤー、パク・ケボムが3安打の活躍。4-4で迎えた8回裏の決勝犠牲フライを含む2打点を記録した。

パク・ケボムの犠飛で勝ち越したトゥサンは、続く3番のヤン・ウィジがレフトに3号2ランを放り込んでリードを広げた。

この日のトゥサンは8番チョ・スヘンが2安打1打点、9番イ・ユチャンが2安打2打点。そしてパク・ケボムと普段は脇役的存在の選手たちが勝利に大きく貢献した。トゥサンは3連勝で貯金1。敗れたKIAは5連敗で借金3となった。

◇5月14日(日)の結果

・トゥサン 8 - 4 KIA(チャムシル)

 勝:チョン チョルウォン

 敗:チャン ヒョンシク

・キウム 4 - 6 NC(コチョク)

 勝:フェッド

 敗:フラード

・SSG 3 - 3 ハンファ(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 3 - 8 ロッテ(スウォン)

 勝:ストレイリー

 敗:ペ ジェソン

・サムスン 5 - 8 LG(テグ)

 勝:プルトコ

 敗:キム テフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「アルカンタラ好投も勝ち星つかず」

トゥサンの先発ラウル・アルカンタラは6回7安打無失点。9つの三振を奪う好投を見せるも、降板後に味方が同点に追いつかれて勝ち星はつかなかった。現在の成績は4勝2敗、防御率1.50。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

KTウィズ戦での出場はなかった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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