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32歳15年目捕手、シーズン自己最多の15号がサヨナラ弾に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ15号を放ったチャン・ソンウ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

6日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KTウィズ-ハンファイーグルス(スウォン)は5-5で迎えた9回裏、KTは2死二、三塁のチャンスで打席には6番チャン・ソンウ。この場面でチャン・ソンウは右中間へ3ランホームランを放ち、KTが8-5でサヨナラ勝ちを収めた。KTは3連勝。

チャン・ソンウはこの一発が今季15号。昨季の14本塁打を上回る自己最多記録となった。

プロ15年目32歳でチームの正捕手のチャン・ソンウは先月、左肩痛で戦線を離脱。8月31日に復帰するも前の打席まで6試合にわたり、15打数ノーヒットと結果が出なかった。しかしここ一番で大きな一発が飛び出し、チームを勝利に導いた。

一方、敗れた最下位のハンファは80敗目(37勝2分け)。4年連続の80敗到達となった。

◇9月6日(火)の結果

・LG 6 - 8 SSG(チャムシル)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:イ ミンホ

・KT 8 - 5 ハンファ(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:カン ジェミン

・サムスン 11 - 4 キウム(テグ)

 勝:ブキャナン

 敗:エップラー

・ロッテ 6 - 3 KIA(ウルサン)

 勝:ク スンミン

 敗:イ ジュンヨン

・NC 4 - 3 トゥサン(チャンウォン)

 勝:キム シフン

 敗:チョン チョルウォン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「9月の土日ゲームが中止の場合、月曜開催に」

韓国野球委員会(KBO)は雨天中止の増加による今後の試合消化の影響を考慮し、9月10日(土)、11日(日)の試合が中止になった場合、12日(月)14時に編成。17日(土)、18日(日)の中止分は19日(月)18時30分に行うと発表した。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

サムスンライオンズとの2軍戦はグラウンドコンディション不良で中止となった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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