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カン・ミンホ37歳誕生日弾 リーグ初の球団5000号/ガルシアは左右両打席アーチ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
カン・ミンホ(写真:サムスンライオンズ)

18日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス-サムスンライオンズ(テジョン)はサムスンが7-4で勝利。連敗を4で止めた。敗れたハンファは5連敗。

サムスンはこの日37歳の誕生日を迎えたカン・ミンホが活躍。8番捕手で先発出場のカン・ミンホは、1点を追う4回表2死満塁でレフト前に2点タイムリーヒットを放ち、リードを奪った。

その裏、サムスンは同点にされるも、5回に代打オ・ジェイルの16号3ランなどで6-3として迎えた6回表、カン・ミンホは6号ソロをレフトスタンドに放り込んだ。この一発がサムスンにとって球団通算5000号となった。

球団5000本塁打は今年40周年を迎えるKBOリーグ史上初。5000本のうち約9.3%の467本をイ・スンヨプが記録している。

◇8月18日(木)の結果

・トゥサン 10 - 2 キウム(チャムシル)

 勝:ブレンドゥン(ブランドン)

 敗:チェ ウォンテ

・SSG 4 - 8 LG(インチョン)

 勝:イ ミンホ

 敗:フォント

・ハンファ 4 - 7 サムスン(テジョン)

 勝:ウォン テイン

 敗:ラミレス

・KIA 8 - 14 NC(クァンジュ)

 勝:キム ヨンギュ

 敗:ユン ジュンヒョン

・ロッテ 1 - 0 KT(プサン)

 勝:ストレイリー

 敗:ペ ジェソン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ガルシアが左右両打席本塁打」

LGツインズのロベル・ガルシアがSSGランダーズ戦の6回に2号ソロホームラン。7回にも3号ソロを放ち、2打席連続アーチを記録した。ガルシアは6回は左打席、7回は右打席で一発を放ち、リーグ11度目の1試合左右両打席本塁打に。2打席連続での達成は元KTのメル・ロハス・ジュニア(現阪神)が2020年に記録して以来リーグ5度目、ソ・ドンウク(元LGなど)、ロハスに次いで3人目となる。

左右両打席本塁打のロベル・ガルシア(写真:LGツインズ)
左右両打席本塁打のロベル・ガルシア(写真:LGツインズ)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日のトゥサン2軍は試合なし。現在、新型コロナウイルス陽性反応者の濃厚接触者扱いとなっている(本人は陰性)。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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