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ナ・ソンボムが2発7打点、ヤン・ヒョンジョン10勝目 役者が揃ったKIAが大勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ナ・ソンボムとヤン・ヒョンジョン(写真:KIAタイガース)

29日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-SSGランダーズ(クァンジュ)は11-2でKIAが勝利。KIAの3番ナ・ソンボムがバックスクリーンに13号、レフトに14号と2本の3ランを含む、3安打7打点の活躍を見せた。

投げては先発のヤン・ヒョンジョンが7回途中5安打2失点で、今季10勝目。ヤン・ヒョンジョンはリーグ史上5人目の8シーズン連続2ケタ勝利となった(米球界在籍年を除く)。

KIAはSSGに分が悪く、今季は1度しか勝っていなかったが、この日3連戦の初日を取って、対戦成績を2勝8敗とした。

◇7月29日(金)の結果

・LG 4 - 5 KT(チャムシル)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:キム ユンシク

・ハンファ 3 - 7 トゥサン(テジョン)

 勝:ユン ミョンジュン

 敗:チャン シファン

・サムスン 8 - 7 ロッテ(テグ)

 勝:イ スンヒョン

 敗:キム ドギュ

・KIA 11 - 2 SSG(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:イ テヤン

・NC 5 - 3 キウム(チャンウォン)

 勝:キム ジンホ

 敗:ヨキッシュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「WBC日程発表」

来年3月に行われる第5回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日程が発表になった。韓国は1次ラウンドを日本と同じプールBで戦い、両チームは3月10日に対戦する。1次ラウンドは東京ドームで行われる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルス戦に6番センターで先発出場。2回の1打席目にショートの後ろ、センターの前に落ちるヒット、2、3打席目空振り三振、4打席目ショートゴロ、5打席目セカンドゴロだった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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