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カン・ベクホお待たせ今季初アーチ 決勝2ランで勝利に貢献<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季初アーチを放ったカン・ベクホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

19日のKBOリーグは1試合が14時開始、4試合が17時開始で行われた。

トゥサンベアーズ-KTウィズ(チャムシル)はKTの先発ソ・ヒョンジュンが好投。8回88球を投げて被安打5、トゥサン打線を初回の1点に抑え、KTが7-1で勝利した。ソ・ヒョンジュンは7勝目(2敗)。

KTは3回表2死二塁で3番カン・ベクホがライトへ勝ち越しの2ランホームラン。この一発が決勝打となった。

右足小指の骨折で出遅れ、今月4日チームに合流したカン・ベクホは13試合目の一発が待望の今季初アーチ。22歳のカン・ベクホは高卒1年目に29本塁打をマーク。ここまでの5シーズンで82本を放っている。

◇6月19日(日)の結果

・トゥサン 1 - 7 KT(チャムシル)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 2 - 4 LG(コチョク)

 勝:チン ヘス

 敗:キム テフン

・KIA 3 - 7 サムスン(クァンジュ)

 勝:スアレス

 敗:ロニー

・ロッテ 7 - 4 SSG(プサン)

 勝:キム ドギュ

 敗:キム テクヒョン

・NC 6 - 3 ハンファ(チャンウォン)

 勝:リュ ジンウク

 敗:キム ジェヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「コ・ウソク19セーブで単独トップに」

LGツインズのクローザー、コ・ウソクがキウムヒーローズ戦の10回裏に4番手として登板。ソロアーチを喫するもリードを守り、リーグ単独トップの今季19セーブ目を挙げた。プロ6年目のコ・ウソクは前回の登板で通算100セーブを達成している。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

KT戦に1番ライトで先発出場。1打席目センター前ヒットを放ち、後続打者の二塁打で先制のホームを踏んだ。2打席目ファーストゴロ、3打席目セカンドゴロ、4打席目はセカンドへ小フライだった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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