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プルトコ9回途中2安打無失点の好投 無四球14奪三振で6勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
9回途中無失点、14奪三振のプルトコ(写真:LGツインズ)

14日のKBOリーグは韓国中南部の2試合が雨で中止。ドームでの1試合を含む首都圏の3試合が18時30分開始で行われた。

LGツインズ-サムスンライオンズ(チャムシル)は7-0でLGが勝利。LGの先発アダム・プルトコが完璧な投球を見せた。

この日のプルトコは角度のある140キロ台後半の直球の球威、制球ともに抜群。高めで空振りを誘い、コーナーを突いて見逃し三振を奪っていった。また落差のある縦のスライダーでカウントを稼ぎ、テンポの良い投球を見せた。

プルトコは8回1/3、110球を投げて奪った三振は14個。被安打2、無四球ピッチングでサムスン打線を0点に抑えた。プルトコはこの日の勝利で6勝目。6月に入って自身3戦負けなしの3連勝となった。

◇6月14日(火)の結果

・LG 7 - 0 サムスン(チャムシル)

 勝:プルトコ

 敗:スアレス

・キウム 2 - 0 トゥサン(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:パク シンジ

・KT 5 - 4 SSG(スウォン)

 勝:イ チェホ

 敗:ソ ドンミン

・ハンファ 中 止 ロッテ(テジョン)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 KIA(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「スアレス5回4失点も自責点は0」

サムスンの先発アルバート・スアレス(元ヤクルト)は5回100球を投げ、3回裏に4失点し負け投手となった。失点はショートと自身の悪送球によるもので自責点は0。ここまでの成績は13試合2勝5敗、防御率はリーグ5位の2.38。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

この日、キウムヒーローズ戦での出場はなかった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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