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昨季軍入隊中に2軍で高打率残した2人 揃ってプロ初アーチを放って勝利に貢献<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
初アーチのソ・ホチョル(左)とオ・ヨンス(写真:NCダイノス)

3日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

サムスンライオンズ-NCダイノス(テグ)はNCが1-4で3点を追う8回表、7点を挙げて逆転に成功。10-6で勝利した。

NCは8回の攻撃、無死一塁で9番ソ・ホチョルがレフトへ1号2ランを放って追撃。後続打者のタイムリーとスクイズで同点、逆転に成功すると、6番オ・ヨンスのレフトへの1号3ランでリードを広げた。

一発を放ったソ・ホチョル、オ・ヨンスはともにプロ初アーチ。昨季は軍入隊中選手の一部が所属するチーム、サンム(国軍体育部隊)に在籍し2軍でプレーした。ソ・ホチョルは3割8分8厘で首位打者に、オ・ヨンスは3割3分2厘で2軍リーグ全体3位の好成績を残した。軍除隊の今季はどちらも一軍に定着している。

◇5月3日(火)の結果

・LG 4 - 3 トゥサン(チャムシル)

 勝:キム ジンソン

 敗:キム ガンリュル

・SSG 4 - 2 ハンファ(インチョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:キム ボムス

・KT 10 - 5 ロッテ(スウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:キム ドギュ

・サムスン 6 - 10 NC(テグ)

 勝:シム チャンミン

 敗:イ スンヒョン

・KIA 1 - 7 キウム(クァンジュ)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ノリン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「NCのコーチが同僚を殴り退団」

NCは3日未明、遠征先の酒場でハン・ギュシク守備コーチが、ヨン・ドクハンバッテリーコーチを言い争いの末に暴行したと明らかにした。ハンコーチは駆けつけた警察官に身柄を確保され、NC球団は同コーチを契約解除に。またヨンコーチは1軍エントリーを外れている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

外野手のキム・インテが右太もも裏の負傷で登録抹消となり、アン・グォンスはLGツインズ戦に1番ライトで先発出場。

1打席目は8球粘ってセカンドゴロ、3回表の2打席目はセンターフライ、5回の3打席目はサードファールフライで、7回1死での4打席目は初球のスライダーに合わせてライト前ヒットを放った。9回2死の5打席目はサードゴロだった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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