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昨年の覇者KT、連敗を5でストップし最下位脱出 先発デスパイネが好投<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
オドリサメル・デスパイネ(写真:kt wiz)

16日のKBOリーグはSSGランダーズ-サムスンライオンズ(インチョン)が14時開始、残り4試合が17時開始で行われた。

5連敗中で最下位10位の昨年の覇者・KTウィズと連勝中のロッテジャイアンツの対戦は、KTの先発オドリサメル・デスパイネが好投。投球によってひじの位置を上げ下げする、デスパイネ特有の投球でランナーを出しても要所を締めた。

この日、右打者の外角に逃げるように落ちる変化球がハマり、打者のタイミングを外していったデスパイネは、6回91球を投げて被安打6無失点。無四球で6つの三振を奪った。

試合は5回までに5点を挙げて優位に試合を進めたKTが8-0で勝利。デスパイネは今季初勝利。KTは連敗を5で止め最下位を脱出した。

◇4月16日(土)の結果

・トゥサン 4 - 1 キウム(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:ヨキッシュ

・SSG 6 - 2 サムソン(インチョン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:ペク チョンヒョン

・ハンファ 2 - 6 LG(テジョン)

 勝:ケリー

 敗:キンガム

・ロッテ 0 - 8 KT(プサン)

 勝:デスパイネ

 敗:スパークマン

・NC 0 - 14 KIA(チャンウォン)

 勝:ロニー

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KIAが先発全員安打、全員得点」

KIAタイガースはNCダイノスに14-0で勝利。19安打を放ち、先発全員安打、全員得点を記録した。KIAの先発ロニー・ウィリアムスは7回無失点で初勝利を挙げている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズとの2軍戦に1番センターで先発出場。3打数無安打1四球という結果だった。

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※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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