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釜山ロッテ2ケタ安打で快勝 オープン戦チーム打率は1位も本塁打は10試合で0本<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
コ・スンミン(写真:ロッテジャイアンツ)

26日のKBOリーグオープン戦(現地名称:示範競技)は3試合が雨天またはグラウンドコンディション不良で中止。2試合がデーゲームで行われた。

LGツインズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)は6-1でロッテが勝利。オープン戦のチーム打率が3割1分1厘とリーグで唯一3割を超えるロッテは、この日も12安打6得点で快勝した。

7番ライトで先発出場のプロ4年目、昨オフに軍服務から復帰した21歳のコ・スンミンはこの日4打数3安打。オープン戦10試合中8試合に出場し17打数9安打、打率5割2分9厘を記録している。

◇3月26日(土)のオープン戦

・LG 1 - 6 ロッテ(チャムシル)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:イ ミンホ

・キウム 1 - 1 NC(コチョク)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 トゥサン(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 サムスン(スウォン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 中 止 KIA(テジョン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグオープン戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

◆「チーム打率はトップもホームランはゼロ」

ロッテはオープン戦トップのチーム打率を誇るも、ホームランは1本も記録していない。

ここまでのオープン戦10試合のうち9試合を本拠地・プサンサジク球場で行ったロッテ。同球場は今年、ホームベースの位置を2.884m後ろに下げ、ホームからセンターのフェンスまでの距離が118mから120.5mに、両翼が95mから95.8mに伸びた。また外野フェンスも4.8mから6mと高くなっている。

外野を拡張したサジク球場(写真:ロッテジャイアンツ)
外野を拡張したサジク球場(写真:ロッテジャイアンツ)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズ戦はグラウンドコンディション不良で中止となった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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