同率首位のKT、サムスンが敗れて3位LGが勝利 0.5差の三つ巴であすの最終戦へ<韓国KBOリーグ>
29日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。
同率の1位で並ぶKTウィズとサムスンライオンズがどちらも敗れ、1.5ゲーム差で追う3位のLGツインズが勝ったため、1位と3位は0.5ゲーム差に縮まりました。3チームが1位の可能性を残したまま、全10球団があす10月30日にシーズン最終戦を迎えます。
あすKTはSSGランダーズ、サムスンはNCダイノス、LGはロッテジャイアンツと対戦。いずれもビジターゲームで17時開始です。その行方は以下の星取表の通りで、10/31に1位決定戦が行われる可能性もあります。
・10月30日最終戦の行方
KT…○ サムスン…○ → 10/31にサムスン-KTの1位決定戦
KT…○ サムスン…● → KTが1位
KT…● サムスン…○ → サムスンが1位
KT…● サムスン…● LG…● → 10/31にサムスン-KTの1位決定戦
KT…● サムスン…● LG…○ → LGが逆転1位
(引き分けのケースを除く)
KTが1位になるとリーグ参入7年目で初。サムスンの場合は6年ぶり、LGが逆転1位をつかむと27年ぶりとなります。
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
◆「ポストシーズンはワクチン接種済み観客に全座席開放」
韓国野球委員会(KBO)は11月1日開始予定のポストシーズンについて、ワクチン接種証明書提示などの条件つきで全座席を開放すると発表しました。
入場には2度のワクチン接種から2週間を経過した証明、または48時間以内に発行のPCR検査の陰性証明書が必要で、コチョクスカイドームを除く屋外球場では、観客席での飲食も可能となりました。
⇒ 2021年 KBOリーグポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>
KIAタイガース戦の6回裏、3番パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入り、7回表2死一塁で打順が回り四球を選びました。9回表2死一塁で迎えた2打席目は一塁手のゴロ失策で出塁しています。
⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座
以下が4試合の結果です。
◇10月29日(金)の結果
・キウム 4 - 2 KT(コチョク)
勝:ハン ヒョンヒ
敗:デスパイネ
・KIA 5 - 11 トゥサン(クァンジュ)
勝:イ ヨンハ
敗:ユン ジュンヒョン
・ロッテ 1 - 4 LG(プサン)
勝:イ ジョンヨン
敗:ストレイリー
・NC 3 - 1 サムスン(チャンウォン)
勝:ルチンスキー
敗:ペク チョンヒョン
⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)
※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。