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イ・ジョンフがサイクルヒット達成 首位打者獲得に大きく前進<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
イ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

25日の韓国KBOリーグは2試合がナイトゲームで行われました。

ハンファイーグルス-キウムヒーローズ(テジョン)でキウムの3番打者イ・ジョンフ選手が史上27人目、通算29度目のサイクルヒットを達成しています。

イ・ジョンフ選手は1回表の1打席目にライト前ヒットを放ち、3回の2打席目は10球粘って四球で出塁。5回の3打席目にライトへ6号同点ソロを放ちました。

6回には1死満塁で打順が回ると左中間へ走者一掃の二塁打。そしてサイクルヒットにリーチがかかった8回の5打席目、ランナー一、二塁で右中間フェンス直撃の2点三塁打を放って大記録を達成させました。

4打数4安打1本塁打6打点の活躍を見せたイ・ジョンフ選手は打率を3割5分8厘に上げて、2位のカン・ベクホ選手(KT)と8厘差をつけています。キウムの残り試合は4試合、KTは5試合です。

◆「今季2人目のサイクルヒット達成」

今季は4月29日にNCのヤン・ウィジ選手が達成して以来、イ・ジョンフ選手が2人目の達成となるサイクルヒット。過去29度のサイクルヒットの中でヤン・ジュンヒョクさん(元サムスン)と今季巨人に所属したエリック・テームズ選手(元NC)が2度記録しています。

ちなみにイ・ジョンフ選手の父、イ・ジョンボムLGコーチ(元中日)はサイクルヒットは達成していません。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日試合がありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が2試合の結果です。

◇10月25日(月)の結果

・LG 4 - 4 ロッテ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・ハンファ 4 - 9 キウム(テジョン)

 勝:アン ウジン

 敗:オ ドンウク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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