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NCの右腕が8年ぶりの完封勝利 9回1安打の好投でチームは勝率5割復帰<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8年ぶりの完封勝利を挙げたイ・ジェハク(写真:NCダイノス)

15日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

トゥサンベアーズ-NCダイノス(チャムシル)はNCの先発イ・ジェハク投手が、6回までノーヒットピッチング。7回無死でパク・コンウ選手にレフト前に初ヒットを許すもその後はヒットを与えず、1安打無失点ピッチングでNCが5-0で勝利しました。

イ・ジェハク投手はスリークォーターからの低めに落ちるチェンジアップで凡打の山を築き、奪った三振は1、2、9回の4つでした。

イ・ジェハク投手は今季6勝目(6敗)。完封勝利は2013年7月のSKワイバーンズ戦で達成して以来8年ぶりです。NCは勝率を5割に戻して7位から6位タイに浮上しました。

◆「チョン・ジュンウがヒットを量産」

ロッテジャイアンツのチョン・ジュンウ選手が、LGツインズ戦で決勝打を含む4打数4安打の活躍。チョン・ジュンウ選手は9、10月の39試合で65安打を記録し、今季通算の177安打はリーグトップです。打率も3割4分7厘に上げ、2位のカン・ベクホ選手(KT)と1厘差の3位につけています。またこの日、チョン・ジュンウ選手は史上39人目の通算1500安打を達成しました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

NC戦での出場はありませんでした。

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以下が4試合の結果です。

◇10月15日(金)の結果

・トゥサン 0 - 5 NC(チャムシル)

 勝:イ ジェハク

 敗:パク チョンギ

・KT 7 - 7 KIA(スウォン)

 勝:

 敗:

・サムスン 0 - 2 キウム(テグ)

 勝:チョン チャンホン

 敗:チェ チェフン

・ロッテ 4 - 2 LG(プサン)

 勝:イ インボク

 敗:ペ ジェジュン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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