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元ヤクルト・ブキャナンが昨季に続き15勝到達 リーグトップタイ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
15勝目を挙げた元ヤクルトのブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

12日の韓国KBOリーグは4試合がナイトゲームで行われました。

サムスンライオンズ-KIAタイガース(クァンジュ)はサムスンが2-1で勝利。サムスンの先発デービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)が、エリック・ヨキッシュ投手(キウム)と並ぶリーグトップタイの15勝目(5敗)を挙げました。

ブキャナン投手は7回101球を投げて散発3安打に抑え、失点は初回にKIAの3番チェ・ヒョンウ選手に喫した同点ソロの1点のみでした。ブキャナン投手はカーブ、チェンジアップで打ち損じを誘い、奪った三振は4つ。テンポの良い投球を見せました。

この日のサムスンは正捕手のカン・ミンホ捕手が腰痛で欠場。今季先発10試合目の21歳、キム・ドファン捕手がブキャナン投手とバッテリーを組み、KIA打線を封じています。ブキャナン投手の防御率は再び2点台となって2.97です。

◆「2年続けて27試合目で15勝」

ブキャナン投手は昨季に続き15勝を記録。昨季同様に27試合目の登板での到達です。昨季は15勝目が最終登板でしたが、サムスンは今季あと13試合を残しています。現在サムスンは首位と2.5ゲーム差の2位です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

KTウィズ戦の7回裏、代打で出塁のチェ・ヨンジェ選手の代走で出場。8回表からライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇10月12日(火)の結果

・トゥサン - KT(チャムシル)

 勝:キム ミョンシン

 敗:チュ グォン

・キウム 13 - 2 NC(コチョク)

 勝:ヨキッシュ

 敗:ルチンスキー

・SSG 4 - 4 LG(インチョン)

 勝:

 敗:

・KIA 1 - 2 サムスン(クァンジュ)

 勝:ブキャナン

 敗:ユン ジュンヒョン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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