Yahoo!ニュース

ボーアが勝ち越し犠飛、コ・ウソクが高速スライダーで締めてLGが連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
9回を締めて26セーブ目を挙げたコ・ウソク(写真:LGツインズ)

19日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

LGツインズ-KIAタイガース(チャムシル)は3-3で迎えた8回裏、LGの6番ジャスティン・ボーア選手(元阪神)が1死三塁でライトに犠牲フライ。LGが4-3と勝ち越しに成功します。

1点リードで9回の守りを迎えたLGは、抑えのコ・ウソク投手が3番手で登板。コ・ウソク投手は2死後ヒットを許すも、9番パク・チャンホ選手に対し155キロの直球、141キロのスライダー、152キロの直球でカウント1-2とし、最後は142キロの縦のスライダーで空振り三振を奪ってゲームを締めました。

LGは連敗を3でストップ、コ・ウソク投手は26セーブ目を挙げています。決勝打のボーア選手のここまでの成績は、31試合に出場し打率1割7分7厘、3本塁打、17打点です。

◆「ユ・ヒグァン100勝達成」

トゥサンベアーズの左腕、ユ・ヒグァン投手がキウムヒーローズ戦に先発し、6回6安打無失点で今季3勝目(5敗)。史上32人目の通算100勝を達成しました。

(関連記事:27歳で初勝利し8年連続2ケタ勝利の35歳 通算100勝の権利まであと1死で降板

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウムヒーローズ戦の9回裏、パク・コンウ選手に代わってライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。20日は試合がありません。

◇9月19日(日)の結果

・LG 4 - 3 KIA(チャムシル)

 勝:チョン ウヨン

 敗:チャン ヒョンシク

・キウム 0 - 6 トゥサン(コチョク)

 勝:ユ ヒグァン

 敗:キム ドンヒョク

・SSG 4 - 4 サムスン(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 1 - 3 ロッテ(テジョン)

 勝:ク スンミン

 敗:キム ボムス

・NC 2 - 8 KT(チャンウォン)

 勝:デスパイネ

 敗:ホン ソンミン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事