身長163cmの20歳が好調 高校時代U18では佐々木朗から四球、宮城から2安打<韓国KBOリーグ>
17日の韓国KBOリーグはNCダイノス-LGツインズ(チャンウォン)のダブルヘッダー第1試合が雨で中止に。同カードの第2試合を含む5試合がナイトゲームで行われました。
サムスンライオンズ-KIAタイガース(テグ)は6-3でサムスンが勝利。先発のペク・チョンヒョン投手が6回途中5安打1失点で今季12勝目(4敗)を挙げました。ペク・チョンヒョン投手の防御率はリーグ2位の2.59です。
サムスンは2回裏2死一、二塁で8番キム・ジチャン選手のセンター前ヒットで先制。続く9番キム・ホンゴン選手の2点タイムリー三塁打でこの回に3点を挙げ、そのまま逃げ切りました。
決勝打となる先制タイムリーを放ったキム・ジチャン選手はこの日3打数3安打1打点。9月に入っての成績は42打数15安打、打率3割5分7厘で、チームのレギュラー陣の中で最も高い打率を残しています。
◆「高校時代に宮城から2安打」
左打ちの遊撃手のキム・ジチャン選手は高卒2年目の20歳。KBOリーグで最も小柄な身長163cmで、誰からも可愛がられる存在です。高校時代からセンスの高さが評価され、2019年の8~9月に行われた第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップで韓国代表入りしました。
同大会のスーパーラウンド・日本戦では2番セカンドで出場し、初回に佐々木朗希投手(現千葉ロッテ)から四球を選び、西純矢投手(現阪神)から1安打、宮城大弥投手(現オリックス)からバントヒットを含む2安打を記録しています。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>
SSGランダーズ戦の7回表からライトの守備に入りました。
⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座
以下が5試合の結果です。
◇9月17日(金)の結果
・トゥサン 7 - 2 SSG(チャムシル)
勝:クァク ピン
敗:オ ウォンソク
・キウム 5 - 15 ハンファ(コチョク)
勝:チュ ヒョンサン
敗:チェ ウォンテ
・KT 0 - 2 ロッテ(スウォン)
勝:ストレイリー
敗:ペ ジェソン
・サムスン 6 - 3 KIA(テグ)
勝:ペク チョンヒョン
敗:ハン スンヒョク
・NC 中 止 LG(チャンウォン)
ダブルヘッダー第1試合
勝:
敗:
・NC 6 - 4 LG(チャンウォン)
ダブルヘッダー第2試合
勝:イ ジェハク
敗:ペ ジェジュン
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)
※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。