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五輪代表のめがねの右腕 9回途中1安打無失点で相手の連勝止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
パク・セウン(写真:ロッテジャイアンツ)

13日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

LGツインズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)は2-0でロッテが勝利。ロッテは東京オリンピック(五輪)に韓国代表として参加したパク・セウン投手が先発登板し4勝目を挙げています。

パク・セウン投手はLG打線に対し、与えたヒットは4回のバントヒットの1本のみ。9回途中まで95球を投げて1安打、3四死球、5つの三振を奪い、無失点と好投しました。

この日のパク・セウン投手はストレートが走り、大きく縦に割れるカーブは低めにコントロールされ、凡打の山を築きました。敗れたLGは連勝が4で止まっています。

◆「五輪選手たち徐々に出場」

五輪後の公式戦再開から4試合目となり、代表選手が徐々に復帰しています。この日はパク・セウン投手の他、チェ・ウォンジュン(トゥサン)、キム・ミンウ(ハンファ)両投手が先発マウンドに上がりました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルスとの2軍戦に9番ライトで先発出場し4打数無安打でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇8月13日(金)の結果

・LG 0 - 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:パク セウン

 敗:イム チャンギュ

・キウム 9 - 16 トゥサン(コチョク)

 勝:キム ミンギュ

 敗:イ スンホ

・SSG 1 - 8 KIA(インチョン)

 勝:メンデン

 敗:ガビグリオ

・KT 7 - 6 サムスン(スウォン)

 勝:チ ミョンソン

 敗:ウ ギュミン

・ハンファ 1 - 5 NC(テジョン)

 勝:イ ジェハク

 敗:キム ミンウ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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