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ピカチュウ似(?)の33歳代表セカンド、3ラン2発でチームの連敗を止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3ラン2本を放ったチェ・ジュファン(写真:SSGランダーズ)

5日の韓国KBOリーグは2試合が雨で中止になり、3試合がナイトゲームで行われました。

SSGランダーズ-ロッテジャイアンツ(インチョン)は10-4でSSGが勝利。連敗を3で止めています。

SSGは0-3で迎えた4回裏、東京オリンピック(五輪)韓国代表の二塁手、6番チェ・ジュファン選手の9号3ランで同点にすると、8番イ・ジェウォン選手のタイムリーで勝ち越し。3番チュ・シンス選手の13号3ランで、この回一挙7点を挙げました。

チェ・ジュファン選手は6回にも10号3ランを放って、この日6打点の活躍を見せています。

今季、トゥサンベアーズからFAで移籍したチェ・ジュファン選手は、開幕戦で2本塁打を記録するなど好調なスタートを切りましたが、4月下旬に左太もも裏の故障で戦線を離脱。約1か月後にチームに合流するも復帰後の打率は1割台と、ここまで低迷が続いていました。

チェ・ジュファン選手はかつて、同僚の外国人選手に「ピカチュウ(ポケットモンスター)に似ている」と言われ、ホームランを放った時は、「ピカチュウセレモニー」と言われるポーズを見せている33歳です。

(関連記事:理想はギータとマッチョマンのフルスイング 遅咲きの30歳が迎える春季キャンプ

◆「東京五輪でリプレー検証導入」

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は5日、東京五輪野球競技の規定を発表。リプレー検証が導入され、延長10回からは無死一、二塁からの「タイブレーク制」が採用されます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日トゥサンベアーズは2軍戦がありませんでした。次回は6日のSSGランダーズ戦です。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇7月5日(月)の結果

・LG 7 - 6 ハンファ(チャムシル)

 勝:コ ウソク

 敗:チョン ウラム

・SSG 10 - 4 ロッテ(インチョン)

 勝:キム サンス

 敗:ノ ギョンウン

・KT 5 - 15 キウム(スウォン)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ソ ヒョンジュン

・KIA 中 止 トゥサン(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 サムスン(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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