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元中日・アルモンテ、5月最終ゲームで今月初の3安打 いずれも得点に絡み勝利に貢献<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ソイロ・アルモンテ(写真:kt wiz)

30日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

KIAタイガース-KTウィズ(クァンジュ)は3-3で迎えた9回表、KTはこの回の先頭打者、5番のソイロ・アルモンテ選手(元中日)が二塁打で出塁。アルモンテの代走が次打者の送りバントで三塁に進みました。1死三塁の場面で代打のユ・ハンジュン選手がセンターにタイムリーヒットを放ち、KTは4-3と勝ち越しに成功。そのまま勝利しました。

アルモンテ選手はこの日、二塁打2本を含む4打数3安打。いずれも得点につながる活躍を見せました。

アルモンテ選手は4月に打率3割1分5厘、本塁打4本、打点16と好成績を残すも、今月はホームラン0本、無安打の試合が10試合ありました。しかしこの日は今月初の3安打。打率を2割8分1厘まで上げています。

◆「KIAのエース、ユン・ソクミンが引退セレモニー」

高速スライダーを武器に2011年に防御率、最多勝、最多奪三振のタイトルを獲得。そしてリーグMVPにも輝いた、ユン・ソクミンさん(元KIA)が引退セレモニーを行いました。

ユン・ソクミンさんは2019年オフに引退するまで、先発のみならずクローザーとしても活躍。北京オリンピック、2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも韓国代表の躍進に貢献しました。メジャー挑戦、右肩手術と苦しい日々も経験したKIAの大エースがこの日、ファンに別れを告げています。

2011年当時のユン・ソクミン投手(写真:ストライク・ゾーン)
2011年当時のユン・ソクミン投手(写真:ストライク・ゾーン)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

サムスンライオンズ戦の9回裏2死でライトの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。31日は試合がありません。

◇5月30日(日)の結果

・LG 8 - 2 キウム(チャムシル)

 勝:スアレス

 敗:チェ ウォンテ

・ハンファ 1 - 5 SSG(テジョン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:チャン シファン

・サムスン 2 - 4 トゥサン(テグ)

 勝:ロケット

 敗:イ スンミン

・KIA 3 - 4 KT(クァンジュ)

 勝:チュ グォン

 敗:チャン ヒョンシク

・ロッテ 4 - 5 NC(プサン)

 勝:チェ グムガン

 敗:キム ジンウク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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