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昨季引退の金泰均が4番一塁で先発オーダーに 特別エントリーで現役ラストゲーム<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
同学年チュ・シンス(SSG)と抱き合うキム・テギュン(写真:ハンファイーグルス)

29日の韓国KBOリーグはダブルヘッダー1カードを含む、全6試合が行われました。

ハンファイーグルス-SSGランダーズ(テジョン)は、昨季限りで現役を引退した、キム・テギュンさん(元千葉ロッテ)が4番ファーストで先発オーダーに。KBOリーグでは今年から、引退試合に出場する選手のための特別エントリー制度が導入されています。

ハンファナインはキム・テギュンさんが入団した2001年当時のユニフォームを着用。背中には「THANK YOU TK」の文字と背番号52を背負いました。また対戦相手のSSGのメンバーもキム・テギュンさんに敬意を表し、右袖に52番のパッチをつけてプレー。同番号はハンファ歴代4番目の永久欠番となりました。

キム・テギュンさんはナインとともに守備位置につき、一塁手として内野陣にボール回しを行い、2人の娘さんの始球式を経て、プレーボールとともにベンチに退きました。

(映像:Eagles TV)

試合は6-2でSSGが勝利し、ハンファはキム・テギュンさんのラストゲームを飾ることはできませんでした。試合後には華やかな引退セレモニーが行われ、キム・テギュンさんファンに別れを告げています。

「5分間で振り返る、ハンファイーグルスのキム・テギュン」

(映像:Eagles TV)

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◆「昨季で引退の5人もセレモニーに」

キム・テギュンさんとともに昨季限りでユニフォームを脱いだ、元ハンファのユン・ギュジン、ソン・チャンシク、チェ・ジンヘン、キム・フェソン、ヤン・ソンウさんも引退セレモニーに登場しました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

サムスンライオンズ戦の7回裏からライトの守備に。9回表に打席がまわり、結果はショートゴロでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全6試合の結果です。

◇5月29日(土)の結果

・LG 2 - 7 キウム(チャムシル)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:イ ミンホ

・ハンファ 2 - 6 SSG(テジョン)

 勝:チャン ジフン

 敗:ペ ドンヒョン

・サムスン 16 - 4 トゥサン(テグ)

 勝:チェ チェフン

 敗:ユ ヒグァン

・KIA 5 - 7 KT(クァンジュ)

 勝:イ ガンジュン

 敗:チョン ヘヨン

・ロッテ 10 - 10 NC(プサン)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:

 敗:

・ロッテ 2 - 6 NC(プサン)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:ルチンスキー

 敗:パク セウン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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