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9点リードを追いつかれるも8点返して17-9で勝利 最下位の釜山ロッテ連敗止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3号ソロと決勝打を含む4打点を記録したアン・チホン(写真:ロッテジャイアンツ)

6日の韓国KBOリーグは、全5試合がナイトゲームで行われました。

プサンサジク球場のロッテジャイアンツ-KIAタイガースは、ロッテが4回を終わって9-0と大量リード。楽勝ムードかと思いきや、5回に7点、6回に2点を返されて9-9の同点となりました。

しかしロッテは6回裏に8点を返して再度リード。試合は17-9でロッテが勝利。最下位(10位)のロッテは連敗を5で止めました。

ロッテは6番アン・チホン選手、9番ディクソン・マチャド選手がそれぞれ4打点を記録。6回途中から3番手で登板した2020年のドラ1右腕、チェ・ジュンヨン投手がプロ初勝利を挙げています。

この試合、ロッテが2、6回、KIAが5回にそれぞれ打者一巡の猛攻。両チーム合わせて27安打を記録しました。

◆「パク・ソクミン、通算1000打点達成」

NCダイノスのパク・ソクミン選手がSSGランダーズ戦で、史上19人目の通算1000打点を達成しました。この日、7番指名打者で出場のパク・ソクミン選手は、2回裏の1打席目にタイムリーヒットを放ち999打点とすると、5回の3打席目での2点タイムリーで記録達成となりました。この日のパク・ソクミン選手は5号2ランを含む、4打数4安打5打点の大活躍でした。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

LGツインズ戦での出場機会はありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇5月6日(木)の結果

・トゥサン 2 - 7 LG(チャムシル)

 勝:スアレス

 敗:ミランダ

・キウム 6 - 4 KT(コチョク)

 勝:キム ソンミン

 敗:チュ グォン

・ハンファ 6 - 5 サムスン(テジョン)

 勝:ユン ホソル

 敗:キム デウ

・ロッテ 17 - 9 KIA(プサン)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:パク チンテ

・NC 7 - 1 SSG(チャンウォン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:パク チョンフン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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