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元広島・ピレラ、1号決勝弾でチーム3連勝 アルモンテ(元中日)初アーチも3連敗<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝ソロを放った元広島のホセ・ピレラ(写真:サムスンライオンズ)

10日の韓国KBOリーグは2試合がデーゲーム、3試合がナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークのサムスンライオンズとKTウィズの対戦は、サムスンが4-6で2点を追う7回裏、無死一塁で2番のク・ジャウク選手が右中間へ同点2ランを放ちました。

サムスンは1死後、打席には3回にタイムリーを放って今季初打点を挙げた4番のホセ・ピレラ選手(元広島)。ピレラ選手は1ストライクからの2球目、甘く入った直球を左中間に運ぶ、勝ち越しソロホームランを放ちました。昨季、リーグトップの77試合に登板したチュ・グォン投手からの一発でした。

7-6で1点リードとしたサムスンは、9回をオ・スンファン投手(元阪神)が締めてゲームセット。サムスンは開幕4連敗の後の3連勝です。

◆「アルモンテも今季第1号」

サムスンに敗れたKTは3連敗。初回に4番カン・ベクホ選手のタイムリーの後、5番ソイロ・アルモンテ選手が今季初アーチとなる3ランを左打席でライトに運び、4点を先制しましたが、逃げ切れませんでした。

◆「大量リードされたハンファ、野手2人が登板」

ハンファイーグルスはトゥサンベアーズ戦の1-14で迎えた9回表、5番手投手としてカン・ギョンハク内野手が登板。4失点すると、6番手にはチョン・ジンホ外野手が上がり、打者1人を抑えてイニングを終えました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

LGツインズとの二軍戦に1番センターで先発出場し、4打数1安打。2回に1盗塁を記録しています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月10日(土)の結果

・LG 3 - 4 SSG(チャムシル)

 勝:キム テフン

 敗:チョン ウヨン

・ハンファ 1 - 18 トゥサン(テジョン)

 勝:ロケット

 敗:チャン シファン

・サムスン 7 - 6 KT(テグ)

 勝:イム ヒョンジュン

 敗:チュ グォン

・KIA 2 - 9 NC(クァンジュ)

 勝:ルチンスキー

 敗:イム ギヨン

・ロッテ 13 - 0 キウム(プサン)

 勝:ストレイリー

 敗:アン ウジン

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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